暁 〜小説投稿サイト〜
カードファイト!!ヴァンガードG ネクステージジェネレーション
turn:1 本城タイガ
[2/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話

「この辺が同じクランのカードだけど、やっぱりないわね」
「クランってなんだ?」
タイガの問いかけに対してメグミはそばにあった棚を探り始めた
「そのユニットが所属してるグループ、あ、カードに書かれたキャラクターをユニットって呼ぶの」
棚の下の段を開けいくつかの小さな箱を取り出すメグミ
「ヴァンガードのプレイヤーはたいてい、自分に合ったクランを見つけて、同じクランのカードでデッキを組んでいくの」
そう言って懐から白い機械を取り出すメグミ
底面をスライドさせ中からカードの束を取り出す
タイガのものより種類がたくさんありそうだ
「興味があるなら教えてあげようか?」
メグミの問いかけに対しタイガは先ほどの出来事を思い出しクロノファングのカードを見つめた
あの時感じたものが何だったのか、なぜ自分の所にこれが届いたのか
タイガはそれが知りたかった
「頼んでいいか?」

様々な種類のカードがテーブルの上に並べられていた
「ヴァンガードはまず、カードを集めてデッキを作るところから始めるの、こっちの黄色い枠のカードと黒い枠のカード、そしてこっちの赤い枠のカードと緑の枠のカード」
「デッキは二つ用意すんのか?」
「黒い枠のカードと赤い枠のカードは裏の模様が違うでしょ」
メグミに言われて手に取った二つのカードを見比べてみるタイガ
確かに裏に書かれた模様が違うようだ
「青い模様のカードが50枚、銀の模様のカードが16枚、銀のカードは別になくてもプレイできるけど、可能なら用意したほうがいいわ、50枚のデッキは黄色い枠のカードを16枚必ず入れること、デッキづくりに関しての決まりはこんなところかしら」
そう言って一枚のカードを手に取りタイガに向けるメグミ
「デッキが出来たらいよいよファイトの開始」
「つってもこれじゃあな………」
タイガの手元にあるカードはどう見ても50枚に達していない
「お店のカードだけどこれ」
そう言って先ほど棚から取り出した箱を渡すメグミ
「あんたのそのカードと同じギアクロニクル、時間と空間をつかさどるユニットたち」
「ギアクロニクル………」
「それからカードにはグレードって呼ばれるものがあって」
タイガが持っているカードの左上の数字を指さすメグミ
「ヴァンガードはこのグレードが0のカードから始まってだんだんとレベルアップしていくゲームよ、例外もあるけど数字が大きいものほど枚数を少なくしていくのがコツ」
「おお、なんとなくわかったぜ」

出来上がったデッキを整えるタイガ
「(不思議だ、今日初めてこのカードに触ったはずなのに………サクサク組めちまった)」
メグミが用意したカードはたくさんの種類があった
なのにタイガは迷うことなくその中から数種類のカードを手に取りデッキを組んでいた
まるで
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ