さくらと直哉の異世界との遭遇記4 邪神巫女現る後編
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驚いていた。
「馬鹿な!!降魔だと、あれは一馬の命を犠牲に封印したんだぞ!!」
「それが何故、封印が解除されていないのに、何故地上に現れやがったんだ」
米田は悔しがっていた。戦友の命を懸けて、施した封印が、解除されずに、姿を現わした降魔に。
「お父さんイヨが動き出しました。どうしますか?」
「桜花取り合えず、現状維持は何分くらい出来るかい?」
「現状の戦力で、持って4分くらいですかね」
そして私達は邪神巫女イヨが呼び出した降魔と戦い始めその最中に私の弟が・・・」
「この世界は面白いね。真宮寺健二兄ちゃん」
「そうだな、俺もこんな世界を見つけることに、なるとは思わなかった」
「そうだね、それに私気に入っちゃた、双武改に乗る男の子を」
「え、僕の事?」
「そうさ君の事さ」
「イヨ貴様、直哉君をどうする気だ?」
「へえ君の名前は直哉君ていうんだ」
「君凄いね、その体に眠る物は、僕が触れてはいけない物だねだけど、僕君のことを気にいったから、僕と結婚しょう」
「嫌だよ僕には、もう将来の相手を決めてるから、君と結婚はしないよ」
「ふーん直哉君も、その女が、好きなんだね、なら今この女を殺しちゃおうかな」
イヨに、殺気を当てられたさくらは、余りの恐怖で何も出来ずにいた。
「あらら、この程度の殺気で、こうなるなら、この世界の為に私が、壊しちゃおうかな?」
「駄目だよそれは」
「どうして?君の守護者が、こんなんだから、この世界を私が管理するんだよ」
「それはつまり直哉君を、守ることになるんだよ」
「へっ」
「だから直哉君僕と来て、そうすれば君の大事な者を一度だけ助けてあげるから」
伊予の言葉に直哉の心は微かに揺らいだ。
「駄目よ直哉君、そんな言葉を聞いちゃ」
さくらは、恐怖心を抑えながら、直哉に言った。
「ああ、面倒だから、この手を使おうと」
直哉を不思議な力で操り直哉はイヨともに消えてしまった。
「私の弟はイヨによって誘拐されたのです」
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