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ラインハルトを守ります!チート共には負けません!!
第三十一話 自由惑星同盟は変わります。
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ャロンが言おうと、皮膚感覚でそれが間違っていることも承知している。だが、ティファニーは今の自分が手も足も縛られてどうしようもなくじわじわと責められている罪人そっくりの心境に陥っていた。

「わかりました。この件については、閣下にお任せします」

 ティファニーはそういうしかなかった。
 通信が切れた後、彼女はなぜか前世の敵を思い出していた。前世で自分の恋人を殺し、かつ自分の命を奪った後輩のことを。だが、それはすべて自分が悪かったのだ。ヴァルハラに赴いて、精算を行い、じっくり向き合った結果、ティファニーはそう思っている。

 だからかもしれない。彼女は初めてその後輩――フィオーナ――に助けを求めたくなったのである。ティファニーはそばかすの散った、けれども端正な顔を両手で覆った。

(フィオーナ、私はどうしたらいいの?どうしたら・・・・助けて・・・!!)

 狭い自室でティファニーは長い事両手に顔を埋めていた。

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