暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
仮面ライダーSPIRITS 〜昭和って便利だよね〜
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をあてる。
すると、良の頭に情報が流れ込み、すべてを理解した。

「これは・・・あんたは!!!」

「他の人には交信でその情報を伝えてください」

「あ、ああ!!」

「では・・・行きますか?」

「良!!!今の話は・・・本当なのか!?」

他の皆が駆けよってくる。
蒔風に対しては半信半疑だ。

「信じてくれるとありがたいです。でも」

「でも、なんだ」

本郷が蒔風に聞く。
蒔風が意地の悪そうな笑いをして、こう言った。

「このままじゃ全滅ですよ?それに、もしかしたらあなた達のうちの一人でもやられたらそれで世界は・・・・」

「・・・・そうだったな」

「本郷さん?」

「信じよう、君を。力を貸してもらえるか?」

「ハナっからそのつもりです。俺としても、あなた達の力を借りなければキツイでしょうしね」

「みんなは?」

本郷がほかのメンバーに聞く。

「本郷がいいというんだ。オレはいいぜ」

「いいだろう」

「オレもだ」

そういって次々とみなが賛同してくれる。

「じゃあ・・・行くぞ!!!みんな!!!」

「「「「「「「「「おう!!!」」」」」」」」」

「変身だ!!!!」

バウッ!!!
グララララ・・・・

「「ライダー、変身!!!」」「変、身、V3ァ!!!」「大、変、身!!」
「アァァァァマァァァァゾォォォォォォン!!!」「変、身、ストロンガー!!!」
「スカァイ!!変身!!!」「ハァァァ、変身!!!」「変ンンン、身!!!!」

ギュオオオオオオ!!!!
カアアアアアアアアアア!!!!

ババッ、ザッ!!!!


『仮面・・・ライダー!!!!』


ドドドドン!!!!!


栄光の10人ライダーが並び立つ。
その光景に一体誰が「負ける」などという感情を抱こうか。

しかし「奴」は強大。それだけで勝てる相手ではない。
だが、こちらにはこの男がいる!!!

「開・・・翼!!!!」

バッ、ドン!!!


「さあ、行こう!!!」

『応!!!!』


「また簡単に負けるわけにはいかねぇんだよ!!!」

ドゴウ!!

「奴」の体が動く。
その脚がとんでもない勢いで地面を旋回する。

「ぐおおおおおおお!!!!!」

「あの巨体でッ!!」

「なんてぇ速さだ!!!!」

「セイリングジャンプ!!!」

「トオ!!!」

皆が回避する中、空中移動の可能なスカイライダーとゼクロスが飛ぶ。


「衝撃集中爆弾!!!」

ドゴゴウ!!!!

「奴」の顔面に向け、ゼクロスの衝撃集中爆弾が炸裂する。

煙の中から奴の顔がチラリと見える。


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