第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
ひぐらしのなく頃に 〜鬼倒し編〜
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は鬼ではなかったらしく、梨花をキャッチしてアウトになった。
「みんな!!あと二人だ。絶対にぶっ潰すよ!!」
「「「「おーーーーー!!!(です)(なのです)(ですわよ)」」」」
「ん?二人?おわっ!!」
蒔風が魅音の言葉に不思議がってると裾を掴まれて茂みに引っ張り込まれた。
そこには縮こまって隠れている圭一がいた。
「圭一も生き残ってたのか」
「舜さんやりますね。沙都子のトラップは特殊部隊だって撃退した代物なのに」
「そんなんじゃ駄目さ。オレを潰したきゃ殺る気で来ないと」
いや、結構あのトラップも死亡率高いと思う。
「そういえば時間制限は?」
「えっと・・・大体夕暮れになってからです」
「まだあるな・・・よし、鬼の殲滅にかかるか」
「え?」
「手伝ってくれ。さすがにここの地形とかはまだわからないからね」
「は、はい」
蒔風が動き出す。
その口はギチギチと笑っていた。
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「見つからないねぇ・・・もう一度あっちの方を探そう!!」
「トラップの起動条件はさっき言ったとおりですわー!引っかからないでくださいましー!」
そう言って沙都子と魅音は振り返った。
しかしそこには
「あれ?羽入は?」
羽入がいなかった。
レナと梨花も、さっきまではいたのに、という顔をする。
そしてガサッとした音がして、そちらの方の茂みを見る。
魅音が茂みをどかしてみると・・・
「こっ、これは!!!」
そこには簀巻きにされた羽入がいた。
顔には紙が貼られており、「うぐぅ」と書かれていた。
なにがなんだかわからない一向。
とりあえず体勢を立て直そうとそこから移動しようとするが
「うキャぅ!!な、なんですのーー!?」
沙都子が落とし穴にはまり、首から下がすっぽりと埋まってしまった。
まるで生首が転がってるみたいだ。
「どうしたの沙都子!?」
「ト、トラップがいじられてますの!このトラップは一定の場所さえ踏まなければ作動しないのに・・・やられましたわ・・・」
「沙都子ちゃ・・」
「レナ、ダメ!!助けようとしたらそこを狙われるよ!!」
「で、でも・・・」
「蒔風舜、か・・・伊達に戦ってきてないってわけね・・・くぅ〜〜楽しませてくれるじゃん!!」
「助けてくれませんの!?この穴、梨花用に作ったせいかちょっと胸が苦し」
「(ドカ!!!ボン!!)み、みぃ!!沙都子が!!」
「沙都子!?そんな・・・私たちが目を離した一瞬の隙
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