第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
番外編 〜さまざまな夜の過ごし方〜
[3/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
画像の数は」
「それは・・・」
「巨乳巨乳巨乳！！お前は申し訳ないと思ったことはないのか？世の中の貧乳の冒涜だぞ！！買うならどちらもバランスよく買え！！」
「オレは自分の好みに合わせて・・・」
「ふむ、確かにな。これらはそうあるべきかもしれん。だが、貴様は一度でも貧乳のこういったものを見たことがあるのか！？」
「あるが・・・そこまでは・・・」
「それがおかしい。いや、なにもわたしは貧乳が好きだと言ってるんじゃない。ただよく見もせずにただ「巨乳巨乳」言ってる貴様に腹が立ったのだ！」
「それは貧乳が好きなんじゃ・・・」
「違う。いいか？たとえばある男がおにぎりの「ねぎとろ」を食べた時、これが最高にうまいコンビニおにぎりだ、と周りに言うかもしれん」
「いいんじゃ？」
「いや。他のおにぎりも喰わずにそんなこと言えるのか？他の見捨てられたおにぎりはどうするのだ！！かわいそうではないか！！」
(ああ。こいつバカだ)
ムッツリーニのひそかな感想なぞ知らずに、麒麟がまくしたてる。
「だから貴様も、様々なものを知るべきなのだ。我が主は凄いぞ。すべてを理解するために狂気と理性を・・・・」
そうして夜が更けていく。
胸のことが話題になっているのに、全く興奮できなかったムッツリーニであった。
《吉井明久の場合》
「・・・・・」
「・・・・・ねえ」
「？・・・なんでしょう明久殿？」
「なんで黙ってるの？」
「・・・護衛が我が任務・・・ああ、決して明久殿と話すのが嫌いだとかそういうのではないので」
「そう」
「はい・・・」
青龍と明久の間になんとも言えない空気が漂う。
「・・・時に明久殿」
「なんだい？」
「この家の冷蔵庫にはまともな食品がなかったように見えましたが？」
「ああ・・少し前までは姉さんがいたんだけどね。また海外に行っちゃったから、食生活が前に戻ったのさ」
「・・・お話に聞いたあの塩と水だけという？」
「うん」
「・・・ここにお金があるので好きなものでも買ってきてください」
「え？」
「そんな状態では明日の戦争には勝ち残れません。さ、コンビニならまだ空いてます。何かしっかりとした食べものを買ってくるのです」
「大丈夫なの？このお金」
「・・・主はああ見えて必要なお金は持ってます。この程度では何ともありませんよ」
「そう・・・青龍はなんかいる？」
「私・・・ですか。では、プリンを」
「へぁ？」
「ああ、もしなければシュークリームやエクレアでもいいですよ」
「そ、そう・・・(甘いもの好きなんだ)」
----少しして----
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ﾍﾟｰｼﾞ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿ｻｲﾄ〜
利用規約/ﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰﾎﾟﾘｼｰ
利用ﾏﾆｭｱﾙ/ﾍﾙﾌﾟ/ｶﾞｲﾄﾞﾗｲﾝ
お問い合わせ
2024 肥前のﾎﾟﾁ
しおりを解除