第五十六話 最終編第二話!巨人は永遠に最下位でいろ!!その九
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その中でも特にだ、西郷は。
奥義を使い敵を倒していた、その強さはまさに鬼神であった。ジャスティスカイザーの二人もその彼の戦いぶりを見て言う。
「強いな」
「それもかなりな」
「光速の動きの俺達よりもな」
「絶対に遥かに強いな」
「そうだな」
誰も観ていない時を見計らってだ、全話登場を目指す悪田部が彼等の居場所までわざわざワープして来た。
「やはり元老は強い」
「最初はあの人ラスボスでしたね」
「その予定だったんですよね」
「日帝衆が敵でしたから」
「そうだったんですよね」
「いや、これはネタバレだが」
悪田部は二人に話した。
「実は最終編の展開は最初からだ」
「こういう展開ですか」
「そうなってた予定なんですか」
「打ち切りにならなかったら」
「そうだったんですね」
「最後の敵は日帝衆にしないつもりだったのだ」
作者がだ。
「宇宙人を出すつもりだった」
「連載スタート当初から」
「そうだったんですね」
「それじゃあ俺達戦う予定じゃなかったんですね、西郷さんとは」
「別に」
「共闘を考えていたのだ、作者は」
日帝衆とジャスティスカイザーのだ。
「実はな」
「今日帝衆が最初に来てますよ」
「これ主役交代も最初から頭に入れてたんですか?」
「主役俺達なんですけれど」
「そこは違いますよね」
「これは煽りだ」
また答えた悪田部だった。
「作者から君達へのな」
「うわっ、性格悪いですね」
「作者性格歪んでますね」
「そんなのだから不幸が訪れ続けるんですよ」
「まだ独身なんですよ」
「便秘にもなるんですよ」
「それで走っている時に急にきたりするんですよ」
二人も好き勝手言う。
「主役をないがしろするな」
「主役は第一に立てろ」
「これ絶対だっていうのに」
「そういうことを守らないと」
「安心しろ、私は出ている」
悪田部は自分がいいからいいとしていた。
「問題ない」
「いや、俺達問題あります」
「主役でいられるかどうかですから」
「その瀬戸際なんですよ」
「最終編にして」
「クライマックスになっての主役交代といえばな」
「あれですね、ガンダム」
「種死ですね」
あえてネットスラングで表現する。
「最終回有名ですよね」
「ファンが怒り狂って」
「もうネット大炎上でしたね」
「一年間無駄って言った人いましたね」
「四部作が二部めのあそこで実質停止してますし」
「スパロボでもストーリー変えられてますしね」
「今だに評判悪いですからね」
とにかく脚本の評判が悪い、矛盾だらけのストーリーや特定の登場人物へのえこ贔負はあまりにもというのだ。
「で、その種死みたいにですか」
「テレビ版の方」
「主役交代とかはです」
「絶対に
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