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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
第五十六話 最終編第二話!巨人は永遠に最下位でいろ!!その八

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「小柄な人って結構そそるな」
「作者も指摘してるにしても」
「だから俺達もな」
「小柄でも全然オッケーだぜ」
「巨乳も貧乳もいいぜ」
「職業、人種、民族、宗教一切気にしないぜ」
「つまり誰でもいいのね」
 また突っ込みを入れた瞬だった。
「要するに」
「そう言うなよ」
「俺達は博愛主義者なんだよ」
「どんな人でも付き合えるんだよ」
「最後までな」
「同性愛は趣味じゃないけれどな」
「年齢も十四歳から四十八歳までだぜ」
 外見が若ければ古希までいける。
「そんな俺達だ」
「懐が広いんだよ」
「守備範囲凄いぜ」
「あの大橋譲さん並だぜ」
 阪急ブレーブスの名ショートである、ゴールデングラブ賞を何度も獲得している。その守備と肩は折り紙付きであり横の動きが特に凄かった。
「大橋さんじゃなかったら吉田義男さんな」
「あの牛若丸クラスなんだよ」
「オジー=スミスもかくやだぜ」
「外野だったら秋山幸二さんだ」
「まあ許容範囲が広いことはわかったわ」
 瞬は今度はこう言った。
「それだけ節操がないってことね」
「へっ、何とでも言えよ」
「俺達は色の道についてもそうなんだよ」
「食いものだってそうだぜ」
「好き嫌いなし」
「何でも食うぜ」
 こうしたことを言う二人だった、だが食事は。
「日帝衆は粗食過ぎるからな」
「好意だけ貰っておくな」
「これからも貰うのは自衛隊さんからだ」
「遠慮なく貰っておくぜ」
「餓死してしまえ」
 まだ場にいた一尉からの心温まる言葉である。
「それかドクトカゲになれ」
「ああ、何ヶ月食わなくても生きていける」
「そうなれっていうんだな」
「じゃあショッカーの改造人間か」
「それになれってか」
 地獄大使が操っていた改造人間である。
「言ってくれるな、おい」
「しかしそれでも食ってやるぜ」
「自衛隊の飯の方がいいからな」
「陸自さんだからまずいって言ったらまずいけれどな」
 食事は空自さんや海自さんの方がいい。
「まあ食ってやるぜ」
「これからも宜しくな」 
 こう言って悪びれず自衛隊から食事をせびり続けながら彼等もまた進んでいく、その間まさに始終だった。
 彼等の様子が全世界に中継されてだ、ブーイングが殺到していた。
「何で図々しい奴等だ!」
「テントや風呂までせびるか!」
「要塞で住めよ!」
「歯位自分ので磨け!」
 歯磨き粉や歯ブラシまで出させているのだ、変身したままでそうしているが細かいことは気にしない方がいい。
「図々しいなおい」
「しかもこれまで倒した敵殆どいねえだろ」
「日帝衆の人ばかり戦ってるだろ」
「特に西郷さんな」
 一日平均十回の戦闘を行っているのだ、日帝衆は。
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