1部分:第一章
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ドイツ料理も地域によって違うんだよ」
「ううん、そうだったの」
「で、僕が読んだ本はワーグナーとルートヴィヒ二世の本で」
いきなり芸術の話も加わった。だが料理を芸術と考えるのならこれも妥当だった。
「それに書いてあったんだよ」
「何かお話が急に高尚になってない?」
「まあ料理の話だから」
「ワーグナー、それにルートヴィヒ二世とお料理?」
「ルートヴィヒ二世はバイエルン王じゃない」
淳司は今度は香菜にこのことを話した。
「ドイツの南西の方のね」
「バイエルンの名前は聞いたことがあるけれど」
「そこの王様だったから」
それでだというのだ。
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