第28話(1章終了)
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行くわ。ノエル、出発の準備を。」
「了解しました(イエス・マム)!」
その後ロイド達は警備隊の車両によってクロスベル市まで送ってもらった。
〜中央広場〜
「ふわああああ〜……」
「さすがに眠いわね………」
「何やかんやでほぼ完徹に近いからなぁ。」
「……もう限界です。」
「徹夜には慣れているつもりだったのですが………久しぶりにするとキツイですね………」
「大使館にいた頃は規則正しい生活をしていましたから、仕方ありませんよ。」
「早くフカフカのベッドで寝たいよ〜。」
中央広場にまで来たロイド達はそれぞれ眠そうな表情をしていた。
「とにかく帰ったらみんな、一眠りしよう。課長への報告はそれからだ。」
「そうね……」
そしてロイド達は支援課のビルまで向かった。
「あら……?」
ビルの近くまで来たエリィはビルの玄関付近でたばこで一服しているセルゲイを見て声を上げた。
「よー、お疲れさん。」
「課長………どうしたんですか?」
「まさか俺達をわざわざ出迎えてくれたのかよ?」
「ハッ、そんな気色悪い事をしたかよ。ただまあ、事件の顛末はソーニャからの通信で聞いたぜ。ルファディエルの作戦通り、問題なく終わらせたようだな?」
「え、ええ。(今度は自分達の力だけでも解決できるように努力しないとな。)」
セルゲイに言われたロイドは心の中で決意しながら頷いた。
「それで………課長はここで一体何を?」
「朝食後の一服にしては変な所にいますね………?」
「いや……無理ねえだろ?あんなのがいきなり訪ねてきたらさすがに落ち着いて一服できねぇよ。」
「あんなの?」
「誰か訪ねてきているんスか?」
セルゲイのぼやきを聞いたロイド達は首を傾げた。
「知らねぇが……お前らの客じゃねえのか?妙に馴れ馴れしいというか、ふてぶてしい態度だったけどよ。」
「???とにかく中にいるんですよね?」
「………入ってみましょうか。」
そしてロイド達はビル内に入った。
〜特務支援課〜
ビル内に入ると、そこには山道で現れ、ロイド達の作戦を手助けした白い狼が寝そべっていた。
「な……!?」
「「え……!?」」
「ハアッ!?」
「何でここにいるの〜!?」
「一体何をしに来たのでしょうか……?」
白い狼を見たロイド、エリィ、セティ、ランディ、シャマーラは驚き、エリナは首を傾げ
「どうして……」
ティオは呆けた表情で狼を見つめた。そこにセルゲイがビルに入ってきて、ロイド達に言った。
「やっぱりお前らの知り合いか。いや、いきなり入ってくる
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