第27話
[2/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
間達に号令をかけた後、戦闘を開始した。
「…………ソーニャ副司令ですか?特務支援課、ルファディエルです。”休暇中”の所、申し訳ありません。実は早急に警備隊に対処して頂きたい事があるのですが………」
一方ロイド達が狼達と戦い始める所を上空で共に待機しているギレゼル達と共に見守っていたルファディエルは口元に笑みを浮かべて自分が持つエニグマで誰かとの通信を始めた。その後ロイドは仲間達と協力して狼達を弱らせた。
「ふう…………かなり手強かったな。」
狼達を弱らせ、地面に蹲った事を確認したロイドは安堵の溜息を吐いた。
「こうして見ると………狼というよりは犬みたいね。」
「やはり訓練された軍用犬でしょうか………?」
「ええ………まず、普通の魔獣ではありえない動きをしていましたし……」
そしてエリィ、ティオ、セティが狼―――軍用犬達を警戒していると
「………グルル………!」
「バウ………!」
軍用犬達は立ち上がった後、ロイド達に背を向けて逃走を始めた。
「あ………!」
「逃げちゃうよ!」
「ちっ………まだ余力があんのかよ!」
軍用犬達の行動を見たティオは声を上げ、シャマーラは忠告し、ランディは舌打ちをした。
「ルファ姉の作戦通りだ!問題ない、このまま追いかけるぞ!逃げて行った先にマフィア達がいるはずだ!」
「ええ………!」
「逃がしません……!」
そしてロイドの言葉にエリィとエリナは頷いた後、仲間達と共に軍用犬達を追って行った!
〜マインツ山道〜
ロイド達に背を向けて逃走した軍用犬達は山道の端に止めてある黒い運搬車の近くにいるマフィア達に向かって、到着した。
「グルルル!」
「バウバウ!」
軍用犬達は吠えた後、地面に蹲った。
「な、なんだ………?」
「おい、なんでこんな早く戻ってくるんだ?」
「町の人間を襲うように指示を出していたんだが………どうしたお前ら、早すぎるんじゃないか?」
軍用犬達の行動にマフィア達が戸惑っていたその時
「―――そこまでだ。」
武器を構えたロイド達が軍用犬達に追いついた!
「な、なんだ!?」
「お前達は………!?」
ロイド達を見たマフィア達は驚き
「クロスベル警察、特務支援課の者だ。」
「”ルバーチェ商会”の方々ですね。器物損壊、および傷害の容疑であなた方を拘束させてもらいます。」
驚いているマフィア達にロイドが名乗り、エリィがマフィア達を睨んで言った。
「け、警察………!?」
「なんでこんな町に………」
ロイド達の事を知ったマフィア達は戸惑っていたが、すぐにある事に気付いた。
「
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ