外伝
外伝《絶剣の弟子》F
[7/7]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
られてしまって」
「アダ名?ああ、あれか。おいライト。そーゆーのはな、《二つ名》って言うんだぜ」
《二つ名》素晴らしくカッコ良い響きだが、かなり気恥ずかしい言われ方だ。
「良いかライト。対人戦ってのは相手を呑んだ方が勝つんだよ。無名より、何か通り名があった方が相手を呑みやすいし、何より自分の自信になる」
「自信、ですか?」
「ああ。名は体を表す、同じように名は自分ってやつを、アイデンティティを表すもんだ。確固たるソイツを持ってりゃ、闘る前から負けるなんてことはねぇ」
なるほど。内容は酷く物騒だが、言ってることはためになることだ。何も対人戦闘に限ったことではない。確固たる自分というものを持っていれば、どんな困難にも立ち向かう力となり得る。
「と、言うわけでライト。お前に対人戦闘のノウハウを教えてやる。男なら降りかかる火の粉は自分で払え」
…………はい?
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ