第38話
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絶した部下の方達に聞いてみたらどうですか?」
「むしろ侵入していた彼を追い払ったようなものだしね。」
ガルシアの話を聞いたキーアは首を傾げ、自分達が”黒月”と共謀している事に疑われている事にロイドは戸惑い、エリィとワジはそれぞれ自分達ではない事を言った。
「んー、そうなのか?………ま、そんなのは今更どうでもいいんだよ。問題はテメェらが俺達の面子を潰したこと……その落とし前だけはキッチリと付けさせてもらわねえとなあ……?」
「………投降すると言っても聞いてくれなさそうですね……」
「クク、せっかくの狩りに獲物の悲鳴を聞かないってのも締まらねぇ話だろ………?安心しろ………命までは取るつもりはねえ。腕の一本か二本で勘弁してやるからよ……!」
ロイドの言葉にガルシアは凶悪な笑みを浮かべ、手甲を付けた拳を構えてロイド達を見つめた!
「っ………」
「本気みたいですね……」
「ったく、トシを考えろよ、オッサン。」
「クク、せいぜい楽しませてくれよ?久々の狩りで血が滾っているこの”キリングベア”をなァ!!」
エリィ達に睨まれたガルシアは凶悪な笑みを浮かべて叫んだ!するとその時!
「クク、狩られるのは果たして”どちら”やろうな?」
「何……っ!?」
ガルシアの背後から軽そうな男の声が聞こえ、それを聞いたガルシアが驚いて背後に振り向いたその時ガルシア達の背後にいたゼノがブレードライフルでガルシア達を銃撃した!
「うお……っ!?」
「ぐ……っ!?」
「喰らえ……っ!」
「チッ……!」
銃撃でマフィアや軍用犬達が怯んでいる間にゼノと共にいたレオニダスはガルシア達に一気に詰め寄って斬り込み、それに気づいたガルシアはマフィア達の前に出てレオニダスの奇襲攻撃を受け流し、攻撃を受け流されたレオニダスはそのままゼノと共にロイド達がいる所に向かって、ロイド達の前に到着すると立ち止まってガルシア達へと振り向き、それぞれの武器を構えた!
「へ………」
「貴方達は一体………」
「!テメェらは……!”西風の旅団”の連隊長――――”罠使い(トラップマスター)”ゼノに”破壊獣”レオニダス……!」
二人の登場にエリィは呆け、血相を変えたランディは厳しい表情で声を上げた。
「ええっ!?”西風の旅団”………!?」
「へえ?随分と大物が出てきたじゃないか。」
「あの若頭さんが以前所属していた猟兵団に所属している猟兵達がどうしてわたし達の味方に……」
「!まさか彼らも……!」
「うふふ、助けに来るのが絶妙なタイミングだったけど、もしかして狙っていたのかしら?」
ランディの口から出た二人の正体を聞いたエリ
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