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夢の274p
三打目 初試合

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「とはいっても、まず君らの今を見たい。
てなわけで……順位戦を行う?」
「わかりました、皆にはそう伝えますね。」



三日後
斑鳩学園校内戦
「よし?まず、第一試合始め?」
第一試合
早田隼人【1年】対 真中幸田【2年 現8位】
「お願いします。」二人の声が響く
(真中さんは、攻撃型、粘ってみようか?)
第一セット サービス早田
ヒュッ カン
(まだ、中学上がりか…)
ビュッ 真中のフリックが早田に襲いかかる?
(来た、)
バチッ 
「なっ?嘘だろ。」
ボールは真中のコートで跳ね、後ろへと飛んでいった。
「やるな。見込んだ通りかな?」
その後
バチッ、カン
第一セット 
11-5 
第二セット
「くそ。」
真中の渾身のスマッシュに早田は対応する。
台から五メートル離れているだろうか?そこからドライブを真中のコートへ叩き込んだ。
11-3
第三セット
早田は真中の攻撃すべてを防ぎ、カウンターを決めていった。
流れは真中に一度も行かなかった。
11-5
トータル3-0
早田の勝ち

第二試合
長谷川正毅【2年 現5位】対 長野岬【3年 現1位】
「さぁキャプテンのお手並み拝見といこうか。」
「お願いします。」
第一セット
カン シュ カン カンカン ビュッ
0-11
「ラブゲームかよ……」早田を含め、体育館が沈黙した。
第二セット3-11
第三セット1-11
トータル0-3
長野の勝ち
「圧倒的だな。」監督の喜ばしい声が響く。
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