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混沌の魔術師と天空の巫女
第7章 大魔闘演武編
ナツVS双竜
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 例えば攻撃の時、軸足が11時の方を向く。」

「いーや、10時だな。」

「11時だよ。」

「半歩譲って10時30分!!11時じゃねえ!!!」

「11時だ!!!23時でもいいっ!!」

「それ一回転してんじゃねーか!!」

こんな時に喧嘩ですか・・・・・・。

「うるさい。」


どん


「おわっ!」

偶然か、近くにあったトロッコに、
ナツさんはガジルさんを無理やり乗せた。


ガコン!


そしてレバーを下げた。

「オイ・・・!!!てめ・・・こ・・・これは・・・うぷ!」

あ、酔ってしまっている・・・。
トロッコがゆっくり進み・・・


ガタゴトガタゴト!!!


「うおーーーーーーーーーーーーー!!!ぐほぉ!!」

スピードを上げていった。

「ギヒッ。」

ナツさんがガジルさんの口癖をした。

「な・・・何のマネだ。」

「ガジル・・・」

「なめられた分はキッチリ返さねえとな。俺1人で十分だ!!!!
 まとめてかかって来い!!!!」

ナツさんの言葉に2人は驚く。

「燃えてきただろ?」

本気だな、ナツさん・・・。

「(ん!!!この気配・・・!!!)」

俺はある気配を感じ取った。

「(昨日の・・・・・・か?)」

昨日のあの魔力の気配だったが・・・・・・
何か少し違う気がしていた・・・・・・。

「(会場にいるみたいだな・・・行って見るか・・・?
 いや、今出るのはまずいかな・・・?また分身でやるか・・・?)」

俺はそんな事を考えていたが・・・・・・。

「(あ・・・ジェラールが・・・そうかジェラールも気付いたのか!!)」

観客席にいたジェラールが走り出したのが見えた。

「(ジェラールに任せよう・・・。)」

俺はそう決めて、試合の方を見る事にした。









「1人で・・・十分・・・だと?」

「・・・・・・。」

「ふざけやがって・・・。」

2人共、頭にきているな・・・。

「お前に用はない。ガジルとやらせろ。」

「だったら俺を倒して行くんだな。」

ローグって人の言葉にナツさんはそう言う。

「ドラゴンフォースは竜と同じ力!!
 この世にこれ以上の力はあるハズねえ!!ああああああああ!!!!」

スティングって人は大声でそう言い、殴りかかって行った。

「完全じゃなかったんじゃねーのか。」


ガッ!!!!


ナツさんはナツさんはその攻撃を防ぐ。

「俺はこの力で白竜(バイスロギア)を殺したんだーーーーーーーっ!!!!」

「そうか。だったら俺はこの力で、笑われた
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