第37話
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
〜ミシェラム〜
ロイド達が入口付近まで来るとランディ達がロイド達に走って近づいてきた。
「ロイドさん………!」
「よかった………無事、合流できたか!」
ティオ達と合流したロイドは安堵の表情をした。
「はあ………ヒヤヒヤさせやがるな―――って、なんだその子は!?」
「通信で伝えたでしょう?女の子を一人保護したって。」
キーアの存在に驚いているランディにエリィは呆れた表情で指摘した。
「ねえねえ、ロイド。このヒトたち、ミカタなの?」
「ああ、信頼できる仲間さ。時間がない。早くここから―――」
キーアの疑問ににロイドが頷いたその時!
「ハッ、そうは行くかよ!」
マフィア達がランディ達の背後から現れて道を阻んだ!
「くっ…………」
「やれやれ……読まれていたみたいだね。」
「まあ、このくらいは読んでもらわないと張り合いがないものねぇ?」
マフィア達の登場ロイドは警戒し、ワジは溜息を吐き、レンは不敵な笑みを浮かべた。
「クク、若頭の指示通り、張っておいて正解だったぜ。」
「なるほど……警察の小僧どもだったか。」
「ハッ、さすがにオイタが過ぎたみてぇだなァ………?」
マフィア達はロイド達を睨んだ後大型の銃を構えた!
「なっ……!?」
「導力式の重機関銃―――なんて物を持ち出しやがる!」
「しかも帝国製の最新式みたいですね………」
マフィア達が持つ武器を見たロイドは驚き、ランディは目を細め、ティオは真剣な表情で武器の正体を口にした。
「クク……抵抗してもいいんだぜ?」
「ハハ、この間合いだったらあっという間にミンチだろうがな。」
「くっ………」
凶悪な笑みを浮かべて語るマフィア達の言葉を聞いたエリィは表情を歪め
「ねえねえ、ロイド……もしかしてこれが”ぴんち”っていうやつ?」
キーアは真剣な表情でロイドに尋ねた。
「ああ……どうやらそうみたいだ。」
そしてキーアの疑問にロイドが答えたその時
「いや………まだみたいだね。」
「うふふ、まさかここで手助けしてくれるなんてレンも驚いたわ。」
「え――――」
何かに気づいたワジとレンが意味深な言葉を口にし、それを聞いたロイドが呆けたその時!
「がっ………!?」
「うぐっ………!?」
ロイド達の背後から偃月輪が飛んできて、マフィア達に命中し、偃月輪が命中したマフィア達は気絶した!
「なっ………!?」
「なんだ……!?」
それを見たマフィア達が驚いたその時、再び偃月輪が飛んできてマフィア達に命中した!
「ぎゃっ!?」
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ