第37話
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を見つけ次第それぞれ戦闘を仕掛けています。」
「それとご指示通り観光客や一般人の人達の避難誘導も完了しました〜。」
「ええっ!?レ、レンちゃん。今の話は一体どういう事なの……?」
ジョーカーとフェリシアのレンへの報告を聞いて驚いたエリィは信じられない表情でレンに訊ねた。
「後で説明するわ。―――ジョーカーお兄さん達はこのまま攪乱を続けて、適当に機を見計らって別荘に撤退して。ただし”キリングベア”が出てきた場合は全員即座に撤退する事。それと絶対に無茶はせず、全員必ず無事に帰還する事。―――以上よ。」
「「「仰せのままに(イエス)、我が主!!」」」
レンの指示にそれぞれ会釈をして答えたジョーカー達はその場から去って行った!
「ほえ〜……今のメイドさん達、カッコよかったね〜♪」
「うふふ、後でジョーカーお兄さん達に伝えておいてあげるわ♪」
レンとジョーカー達との一連のやり取りを見たロイド達が冷や汗をかいて表情を引き攣らせている中呆けた後無邪気な笑顔を浮かべたキーアの評価を聞いたレンは微笑み
「というかメイド達にあんなに慕われている君って、一体何者なワケ?」
「クスクス、ホストなのにレディには秘密があった方が魅力的なのを知らないのかしら?」
口元に笑みを浮かべるワジの問いかけに対してレンは意味ありげな笑みを浮かべて答えを誤魔化した。
「改めてレンちゃんの凄さを思い知らされたわよね……」
「つーか、それ以前に何で執事やメイドが戦えるんだよ……しかもマフィア達相手に。」
「あんな短時間でミシェラムに散開しているルバーチェの構成員や軍用犬を無力化できる程の戦力を保有しているレンさんがその気になれば、レンさんが保有している戦力だけでルバーチェや”黒月”を壊滅に陥らせる事ができる気がするのですが。」
「ハ、ハハ……とにかく港へ急ごう。」
エリィとランディは疲れた表情で溜息を吐き、ティオはジト目で呟き、ロイドは乾いた声で苦笑した後仲間達を促した。その後ロイド達は街区とアーケードを抜けて波止場に到着した。しかしその時、水上バスの汽笛が聞こえて来た!
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