6部分:第六章
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「あんなの当然だと思うがな」
「それを当然って言えるところがいいんだよ」
「そうなのかい」
「そうだよ。あそこで殆んど決めたんだよ」
新助についてだ。そうしたというのだ。
「あんたとね」
「だからまずは心根か」
「それが大事だからね」
こうだ。新助に話したのである。
そしてだ。美代吉は新助とだ。夫婦になるのだった。芸者は辞めてそうしてだ。彼と長屋で幸せに住むことにしたのである。心根を見せた彼と。
手古舞 完
2011・8・23
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