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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic6-A古代遺失物管理部・機動六課〜Standby〜
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ここ郊外過ぎるよ〜」
「ああ、ちょっとな。シャマル。アイリが遅刻したのは俺の責任でもある。許してあげてくれ。ここに来るまでに渋滞に引っ掛かってな。すまなかった」
「ごめんなさい」
アイリと一緒にはやてとシャマルに頭を下げると、「渋滞なら、しょうがないわよね・・・」シャマルは右手を頬に添えて渋々許してくれたんだが、「そうゆう時はどうするべきやったかな?」はやては腕を組んでアイリにそう訊いた。
「あぅ・・・。連絡です」
「そうや。報告・連絡・相談、ほうれんそうを大事にする。そうゆう決まりやったよな」
「うん。連絡しなくてごめんなさい」
「ん。アイリも六課の一員や。後輩も出来るし、甘えは許されへんよ」
「うん。じゃない。はいっ!」
ビシッと敬礼をしたアイリに「うん。決まってるよ」はやても敬礼を返した。アイリの遅刻への処分はこれで終わりとなり、「そんで、ルシル君はどうしてここに・・・?」俺が機動六課の隊舎に姿を見せた話に戻った。
「はやて、コレを・・・」
俺たちの間にモニターを展開し、俺が機動六課の隊舎に常駐する特務調査官として出向するよう辞令を受けたことを証明する書類を表示する。すると「え、ホンマに!?」はやてと、「ルシル君も一緒になるのね!」シャマルは、俺の参加に驚きと喜びを表してくれた。
「ああ、1年間よろしく頼むよ。で、だ。調査官として、俺の立場はこうなるんだが・・・」
はやて達にモニターに見せながら説明する。調査官は査察・監察・監査の職務のみを全うすること。出向先の部隊に戦力が必要になろうとも協力の要請を受けず、要請もしないこと。出向先の部隊に親しい者が居ようとも調査官としての立場を示すこと。などなど・・・。
「え〜っと、つまりは万が一にも六課に新たに戦力が必要になっても、ルシル君の手は借りられんってことやね」
「ですけどそれは心配無用ですよ。はやてちゃん、なのはちゃん、フェイトちゃんが3隊長ですし、シグナムとヴィータちゃんも居ます。シャルちゃんとアリサちゃんとすずかちゃんが居ないのは残念ですけど、それでも十分過ぎる戦力だと思いますから」
「そうやね。で、調査官としての立場を示すってゆうんは・・・?」
はやてが小首を傾げたから、「はやて」俺は微笑みながら彼女の名前を呼んだ。するとはやては「ちょう照れるわ、ルシル君」と目を逸らした。次に「八神部隊長」赤の他人に挨拶するように心がけて、無心の表情をつくって名前と役職を口にする。
「・・・なんや表情や声色も相まって胸にズキッて来るもんやね・・・」
「これが調査官の立場だよ。調査官としての職務中は、出向先に親しい人が居ようとも私情を持ち込めないんだ。だから俺は職務中、八神部隊長、シャマル医務官、アイリ医
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