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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic6-A古代遺失物管理部・機動六課〜Standby〜
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として参加することになってるし、今日はシャマルに付いて視察なの♪」
先ほど最高評議会のクソジジイ共から貰った機動六課のスタッフリストの中に、聞いていた通りアイリの名前もあった。部隊内での役職は医務官。アイリは対“エグリゴリ”で傷つくことの多い俺のためにシャマルを師事して治癒魔法を学び、医務官の資格も取ってくれた。
ちなみにアリシアもロングアーチ所属の法務担当補佐を務めるようだ。つまりはいつも通りのフェイトの副官となる。スターズ・ライトニングの前線部隊ではなく後衛部隊のロングアーチとして参加することで、魔導師ランクの保有制限を緩くしているようだ。
「マイスターやシャル、それにアリサとすずかは、残念ながら不参加だよね。シャルは聖王教会の仕事でしばらく管理局仕事は休職。アリサは陸士108部隊の捜査官。すずかは第4技術部の主任補佐。それぞれの立場で頑張るって、そう言ってたよね・・・。マイスターも魔導師ランクが高すぎて無理だって言うし。アイリ、それがいっちばんの不満なの」
アイリの言うようにシャルとアリサとすずかは不参加となった。以前オレがはやてやなのは、フェイトに言ったように、チーム海鳴のメンバーは全員優秀すぎる魔導師で、どうやっても全員が同じ部隊にはなれない。唯一の例外として特務隊が挙がるが、事案が発生していない現在、どうやってもオールキャストの部隊は造れない。
「その事についてなんだが、俺も機動六課に出向することになった」
「え、うそっ! ひゃっはー! やったぁ〜!」
「ちょっ、おい、暴れるな!」
フラフラと車体がふらつく。一応、一般に販売されている車輌には転倒を防止するための非常用オートジャイロやタイヤ空転の制御機能、衝突時の防護フィールド発生装置と言った機能の搭載が義務付けられているおかげで倒れることはないが、危険運転に適用されるかもしれない。
「マイスターと一緒に仕事が出来るんだね! はやて達も喜ぶよ!」
アイリが喜びを表すが、調査官として仕事となるとそんな嬉しいものじゃないんだよ。お互いにな。同じ部隊に居られることが嬉しいって思われるのは悪い気分じゃないが、職務期間中の俺は今まで以上に彼女たちに冷たく接しないといけない。海鳴市を離れてから同じような事をしてきたが、それは直接顔を合わせないから出来たこと。毎日一緒となると精神的にキツイ。
(リアンシェルトめ。これが俺への精神攻撃だとしたら効果抜群だよ、まったく・・・)
「お? メールだ」
後ろに座るアイリがそう言ったのが聞こえ、俺の腹から右手が離れたかと思えばその直後、「は・・・?」腹にリングバインドが掛けられた。すぐに「アイリ、何してる!?」問い質すと、「メール確認するから片手離れちゃうでしょ? だから落ちないようにね♪」アイリがそ
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