暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜光と闇の軌跡〜(零篇)
第23話
[5/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ァディエル警部。」

ロイドの言葉に頷いたソーニャはロイド達に伝えた後、ルファディエルに視線を向けた。



「――――ええ。今の話で今回の事件に隠された謎………全てわかったわ。」

「へっ………!?」

「もう、わかったんですか………!?」

「ほう………」

視線を向けられたルファディエルが答えた言葉を聞いたロイドとエリィ、セルゲイは驚きの表情でルファディエルを見つめ

「う、嘘………?」

「………信じられません………」

「さすがッスね!」

ノエルとティオは信じられない表情でルファディエルを見つめ、ランディは嬉しそうな表情でルファディエルを見つめ

「フフ、噂通りの方ね………是非教えて貰ってもいいかしら?」

ソーニャは感心した後、尋ねたが

「………………申し訳ないけど全ては無理ね。」

ルファディエルは予想外な事を答えた。

「ル、ルファ姉!?」

「ど、どうしてですか………!?」

ルファディエルの答えを聞いたロイドとノエルは驚いてルファディエルを見つめ

「………理由を尋ねてもいいかしら?」

ソーニャは真剣な表情で尋ねた。

「理由は二つあるわ。一つは今、ここで私の推理を説明するとロイド達が成長しない。旧市街の件のような色々と不可解な謎があるこの事件………警察のイメージアップに貢献しているとはいえ、未だに冷遇されているこの支援課では中々関われない事件よ。」

(かかかっ!全てはロイドの為か!)

ルファディエルの説明を聞いたギレゼルは笑い

「ル、ルファ姉………」

「なるほどな………」

ロイドは驚きの表情で、セルゲイは納得した様子でロイド達を見回した後ルファディエルを見つめ

「もう一つの理由は?」

ソーニャは続きを促した。

「もう一つの理由は貴女達に今動かれた場合、犯人を現行犯逮捕できないわ。」

「えっ!?」

「犯人って事は………」

「まさか人の手によるものなのか!?」

そしてルファディエルが説明したもう一つの理由を聞いたエリィとランディは驚き、ロイドは真剣な表情で言った。



「――――ええ。それも旧市街の件同様、厄介な相手よ。」

「………旧市街の件同様という事は………」

「まさかルバーチェか!?」

ルファディエルの話を聞いたエリィは真剣な表情で呟き、ロイドは表情を厳しくして尋ね

「正解。さすがにわかりやすすぎるヒントだったわね。」

ロイドの答えを聞いたルファディエルは頷いた後、苦笑していた。

「フム………現時点での情報で連中が犯人だと推測した根拠はなんだ?」

一方セルゲイは考え込んだ後尋ねた。

「それを答える前にロイド。貴方達
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ