第21話
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う、話を止めてくれ!」
セシルとルファディエルの会話を聞いていたロイドは真っ赤な顔で慌てた様子で叫び
(あっははは!まさかルファディエルにそこまでさせるとはねぇ!面白い男だよ!)
(かかかっ!さすがはロイド!そんなに昔からルファディエル達を同時攻略するとは!)
エルンストとギレゼルは笑い
(ル、ルファディエル様…………いくらなんでもそれはさすがに甘やかしすぎでは………?)
(まさかルファディエルがそこまで甘やかしていたとは…………正直な所、別人かと思ったぞ…………)
メヒーシャは表情を引き攣らせ、ラグタスは驚きの表情で呟き
「………やっぱりルファディエルさん達と一緒にお風呂を入った事があるのね。しかも3人で一緒に入った上、身体を洗いあった事もあるなんて。」
「しかも話を聞いている限り、わりと頻繁にあったようですね……さらにルファディエルさんとベッドと一緒に寝ていたとは………リア充にも程があるでしょうに。」
「おのれロイド………!ルファディエル姐さんだけでは飽き足らず、セシルさんともそんなうらやまけしからん事を………!この弟貴族がっ!俺にもお前のリア充度を分けやがれ!お前ばっかりズルいぞ!」
エリィとティオは蔑みの表情でロイドを見つめ、ランディは悔しそうな表情でロイドを睨んで叫んだ。
「ああもうっ!捜査が進まないから、もう話はこれで終わり!ルファ姉も今は捜査官の一人なんだから、事件と関係のない会話はほどほどにしてくれ!」
「フフ、そうね。」
そしてロイドは大声で叫んだ後ルファディエルを睨み、睨まれたルファディエルは微笑みなが頷き
(逃げましたね……)
(ええ………それも露骨に………)
(おのれロイド………!俺のドストライクな人達ばかりと………!)
エリィとティオはジト目で小声で会話をし、ランディは悔しそうな表情でロイドを睨んでいた。
「そこ!ヒソヒソ話をしない!それで、セシル姉。魔獣騒ぎのことなんだけど………」
そしてロイドはエリィ達を睨んで大声で注意した後、話を戻した。
「うん、そうだったわね。師長から許可は貰ったから私が説明させてもらうけど…………1週間前の夜のことよ。うちで研修医をしている人が魔獣に襲われてしまったの。ただ、おかしなことがあって………」
「警備隊の調書によると被害者の勘違いの可能性もあると書かれていましたが………?」
「……そう。やっぱり半信半疑みたいね。私も詳しくは知らないけど………病棟の屋上で襲われたらしいの。」
「屋上………!?」
「どういう事でしょう………?」
セシルの話を聞いたロイドとエリィは仲間達と共に驚いた。
「えっと、病棟の屋上は庭園みたいたテラスになっ
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