2巻
決戦日の昼と夜
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のようだね」
「当たり前だ、そちらは『白虎』を媒介にして結界魔法を使う予定だった。無論『白虎』も魔法も一般人には見えないから、結界範囲を広げてから増幅された結界魔法発動と共にアンタは結界外へと飛ばされた事となっていた。いくらお目付け役だったとしても、この決闘では部外者だと思ってる高志に直接聞けばいいが何らかの気まぐれを起こして戦いの邪魔をしてもらいたくないんだろう」
「なるほど、どうやら俺らの考えを見抜く事が出来る訳か。だが斯波さんも手出しは無用、こちらはこちらで戦わせてもらう。時間だからそろそろ始めさせてもらう」
そう言った高志が虚空へ向かい斜めに『白虎』を一閃すると、くるりとこちらへ背を向けて柚希や胡桃の方へと戻る。斯波と刀花に澪&万理亜は見物人として、俺らと高志らの距離を取るように離れる。近くにあった街灯の一番上にあるライトヘッド部分を切断し、ゆっくりと落下し始めて地面に落ちた時が試合開始である。
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