第6章
体育館裏のホーリー
第108話 体育祭の練習、開始!
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来てみたら、こんな美しい友情が見れるんだもの。これも主とミカエル様のお導きだわ。アーメン」
涙を流しながら、イリナは十字を切る。
「よし!練習再開だぜ!」
イッセーの号令で、イリナを交えてイッセーとアーシアの二人三脚の練習は再開された。
ー○●○ー
「う〜ん、三人ともどうしたんだろ?」
イッ君とアーシアさんの二人三脚の練習が一段落つき、時間まで部室で休む事になり、後片付けをしていたんだけど、イッ君とアーシアさんがライン引きを体育倉庫にしまいに行ったきり、戻ってこないので、私は体育倉庫まで様子を見に来た。
あと、何故かゼノヴィアもいなかった。
「あれ?扉が閉まってる?」
って事は、イッ君達はもう片付け終わってる?
一応、確認しようと、体育倉庫の扉に近付くと、扉越しに話し声が聴こえてきた。
「あれ?いるのなら、なんで扉を閉めて…」
『……アーシア、私は聞いたんだ。私達と同い歳の女子はだいたい今ぐらいの時期に乳繰り合うらしいぞ』
扉を開けようとした私は、扉越しに聴こえてきたゼノヴィアの言葉に固まってしまう。
え?ゼノヴィア、今なんて言ったの?乳繰り合うって聴こえたけど、聴き違いだよね?扉越しだし。
私は軽く深呼吸をして落ち着いた後、扉に耳を当てて、中の会話を聴く。。
『ちちくりあう?』
『男に胸を弄ばれる事だ』
『む、むむ、胸を!?』
き、聴き違いじゃなかったあああああ!?
ゼ、ゼノヴィア!?い、いきなり何を言ってるの!?
内心動揺しながらも、私は中の会話を聴き続ける。
『アーシア、私達もそろそろ体験しても良いのではないかな?』
『あ、あぅぅぅ!?そんな事急に言われても!?』
堂々とした態度で言うゼノヴィアに対して、アーシアさんは動揺してる様子だった。
いや、それが普通だよ!ゼノヴィアが堂々としすぎなのよ!
『大丈夫だ。乳繰り合えば、自ずと二人三脚も上手にこなせる』
そこに持ってくるの!?
『……コ、コンビネーションはそこから生まれてくるのでしょうか……?』
アーシアさんも説得され掛けてるううううう!?
『アーシア、私達は友達だ』
『はい』
『一緒に乳繰り合おう!』
『……は、はい?そ、そうなのですか……』
『では、始めようか』
ゼノヴィアがそう言うと、衣擦れ音が聴こえてきた!
もしかして、ゼノヴィア、今服を脱いでるの!?
『私の方は子作りの練習も兼ねるよ』
こ、子作りぃぃ!?そそそ、それってつまり……!?
ど、どうしよう!?止めた方が良いのかな?で、でも、アーシアさんはイッ君の事が好きだし、ゼノヴィアもイッ君に対して好意的な素振りがあったし、本人達の合
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