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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第九話 対AMF
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「これでどうだ!」

アスカの周囲に赤いフィールドエフェクトが出現する。

AMFの波紋状のエフェクトではなく、針のような放射線状のエフェクトだ。

「何をする気なの、アイツは?」

バックスの位置にいるティアナにも、エフェクトが確認できる。

AMFとアスカのエフェクトが触れ合った瞬間、彼は叫んだ。

「今だ!」

「ハアァァァ!」「いっけえぇぇぇぇぇ!」

アスカの合図を受けて、スバルとエリオが同時に動いた!

二人の魔法がガジェットに炸裂する!

「え?」「うそぉ!」

多少の抵抗感はあったが、二人は難なくガジェット3機を破壊した。

「シャーリー!」

「やってます!」

なのはが言うよりも早くシャーリーがデータを収集解析する。

そして、結果を出す。

「アスカのエフェクトがAMFに振れた状態です、見てください!」

シャーリーが出した映像を見て、なのはが目を見開く。

「これは!アスカ君のエフェクトがAMFを消している?」

「そ、そんなバカな!」

放射線状のエフェクトがAMFに触れた途端、そこから穴が広がるようにして効果が消えているのだ。

その後、放射線状エフェクトが文字通り放射線状に放たれ、AMFと混じり合って消えてしまったのだ。

「シャーリー、あのエフェクトって何だか分かる?」

なのはの問いに、シャーリーは信じられないといった感じで答える。

「+イオンです。恐らく魔力で加速して撃ちだしているでしょうけど、ただの+イオンなんです!」

一瞬、なのははシャーリーの言っている意味が理解できなかった。

「プ……+イオン?何で?」

「分かりません!ただ、昨日アスカがなのはさんとフェイトさんに魔法を使わせて何か計測した後、デバイスに+イオン発生器を取り付けてくれってきたんです!」

パニックになるシャーリー。

なのはも、現状を理解できずにいる。

当然、フォワード陣も眼前で起きた事に戸惑いを隠せない……と思ったら、

「凄いよ、アスカ!ほとんど抵抗無く撃ち込めたよ!」

「どうやったんですか?AMFをほぼ無効化してましたよ!」

スバルとエリオは素直に喜んでいる。

「アスカさん、凄いです!」

キャロも、フリードを抱えながら今起きた事を受け止めていた。

この3人の天然sは驚きはしたものの、現状を素直に受け入れていた。

「……何が起きたの……」

だが、リーダーであるティアナはまだ現実を受け止め切れてなかった。

(AMFの無効化なんて本局の技術部だってまだ実現できてないのよ?アスカ一人でそこまでこぎ着けたって言うの?)





なのはside

シャーリ
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