第20話
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て、ダメージを与えた!
「こいつはどうだい?はぁあああ………」
一方ランディはスタンハルバードに闘気による炎を籠め
「クリムゾンゲイル!!」
渾身の薙ぎ払いを放って、敵の身体を真っ二つに切断して消滅させた!
「ふう………かなり手強かったな。」
「そうね………ずいぶん大きかったけれどどこから現れたのかしら。」
「………どうやら森林地帯に棲息する種のようですが………何かのきっかけで街道に出てしまったのでしょう。」
「ふぅん………?珍しこともあるもんだな。」
戦闘が終了し、安堵の溜息をロイド達が吐いているとバスのドアが開いて運転手が出て来た。
「あんたら、よくやってくれた!いや〜、助かったよ!一時はどうなることかと………」
「いえ、無事でよかったです。今の魔獣のせいで足止めをくらってたんですね?」
「ああ、そうだけど………その前に、導力エンジンが故障を起こしちまったんだ。仕方ないから一旦停車して調べてみようとしたんだが……」
「それに今の魔獣が現れて立ち往生する羽目になったのか。」
「通信器の調子が悪かったのもエンジントラブルが原因ですか?」
「ああ、バスに搭載してる通信器はエンジンから導力を取ってるからな。おっと、こうしちゃいられない。何とか直せないか確かめないと………」
ロイド達の話に答えた運転手はバスのエンジンの部分を開けて、調べ始めた。
「………この様子だと復旧にはまだかかりそうね。」
その様子を見守っていたエリィはロイドに視線を向け
「うーん、いったん街に戻って交通課の人に報告した方がいいか。」
エリィに視線を向けられたロイドは提案した。
「はあ………これも運命ですか。」
提案を聞いたティオは溜息を吐き
「ま、面倒だけど、そうするしかねぇかもな―――」
ランディも頷きかけたその時
「………おい!」
何かに気付いたランディが警告して視線を向け、ランディの視線をロイド達が見つめるとそこには先程倒した同じ魔獣が6体ロイド達を囲むように分散していた!
「ひ、ひいいいっ!?」
「なっ………!?」
「そんな………」
「まだいたの………!?」
新手の魔獣達を見た運転手は悲鳴を上げ、ロイド、ティオ、エリィは驚き
「さすがにマズイな………おい、ロイド!こうなりゃ、エルンスト達を呼んで総力戦で一気に決めるぞ!」
「………わかった!」
「!来ます!」
ランディは目を細めて呟いた後、提案し、ルファディエル達を召喚しようとしたが魔獣達が一斉に近付き、それに気づいたティオが警告したその時!
「うりゃあああああああああっ!!」
娘の叫び声がした後
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