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ウルゼロ魔外伝 超古代戦士の転生者と三国の恋姫たち
少年、荒んだ日常を送るの事
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戦う怪獣と巨人たちの夢の話は、テラには聞かせていた。テラは少なからずルークにとって貴重な相談相手でもあったからだ。
「夢にしてはおかしいって思うだろ。テラ、なんか知らねぇか?」
「…いえ。流石に聞いたことがないですわ」
少し間をおいてからの返答だったが、テラは首を横に振った。
「そっか…悪いな。へんなこと聞いて。
あ、早く食堂に行こうぜ。でないとエレオノール叔母上がうるせぇからな」
優先すべきことを思い出し、ルークは先に下の階へと降りていった。
だが、それを見送ったテラは、憂い顔で下に下りて行く彼の背中を見つめていた。
(ルーク様の『力』が、やはり目覚めかけているのね…)
まだ先のことだと思うけど、奴らはきっと彼を狙ってくるはず。
警戒しなくては…
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