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fate/EX=zero
天才少女の月旅行
VS反証の人形師
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「君たちは実についていない、相手が何せこの私なのだからねぇ!!Repeat――――!」


コルネリウスはRepeat…ただそれだけの詠唱で灼熱の炎を出現させた、過去に存在していた魔術師の中でもかなりの実力者だったのだろう

少し離れている私でさえその熱気で火傷しそうだ


「…ッバーサーカー!!」

バーサーカーが炎に包まれる





あそこまでの威力の攻撃を一瞬で発動させるなんて只者ではない!!









だが











「サーヴァントを舐めるなよ魔術師!!」

炎に包まれながらバーサーカーは叫びコルネリウスの心臓を貫いた


「…あれ?」

やばいほどに強キャラ感を出していた魔術師を再現したNPC コルネリウス・アルバは去り際の一言さえ言うことなく消滅した


「終わりました」
笑顔のバーサーカー
少し焦げているだけだ

「えぇ……」

いや、当然といえば当然か?

過去に存在していた魔術師とはいえサーヴァントと戦うにはよほどの準備をしてようやくだろう

「ん、魔術師…サーヴァント…そうだ!!」

「何か思いついたのですか?」

バーサーカーが首をかしげる

「ええ、私の魔術回路でも長時間の戦闘を可能にする方法が思いついた」


アイテムフォルダへ手を伸ばし第2暗号鍵を入手する

「お姫様さすがです!一体どのような方法でしょう?」

「あー、それは当日まで内緒」

直前までバーサーカーには教えない方が良いだろう…自分の身の安全的な意味で

「マイルームに帰ろうか」






















まさか第2暗号鍵を入手するのがあんなに簡単だとは思わなかった

今でもあの自信満々なコルネリウス・アルバの顔が脳裏に浮かぶ

あんなやられ方はしたくない



「お姫様―!」

そんなことを考えているとバーサーカーが飛びついてきた

「敵サーヴァントの真名もわかり対応策も思いついたようですし暗号鍵もコンプリート!準備は完了ですね!」

嬉しそうに抱きつくバーサーカーをジーっと見つめる


これで宝具さえ使えて性格がマシなら文句ないのにな

「えっと、どうかしました?」

ジーっとみられて恥ずかしくなったのか顔を背けるバーサーカー

「んー、なんでもない」

臙条 巴と手を組み私の魔術回路をなんとかするのも悪くないかもな

2回戦まで彼が生き残っていたら考えてみようか












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