第14話
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ら一旦戻って応援を―――」
出口に到着したマフィアの一人は悔しそうな表情をした後提案したが
「ま、待て!こんな失態、若頭にでも知られちまったら………!」
「くっ……まあいい、とにかく俺達だけでも先に―――」
もう一人のマフィアの言葉を聞いて唇を噛んで、旧市街から逃亡しようとしたが
「ククク………どこに行くんだぁ?」
旧市街の出口から獰猛そうな声が聞こえて来た!すると出口からはヴァルドが、さらにマフィア達の背後からはテスタメンツ、サーベルバイパー達全員が現れ、マフィア達を包囲した!
「なっ………!?」
「いつのまに………!?」
包囲をされた事にマフィア達は驚いた。そこにランディとエリィが駆け付けた。
「こっちは詰み、だな。」
「ええ………後はロイド達の方ね。」
2人が駆け付けたその時、別方向からもう一組のマフィア達が現れた。
(チッ………マヌケが。)
(仕方ない………抜け道を使うぞ………!)
包囲されている仲間達を見て舌打ちをしたもう一組のマフィア達は素早い動きで建物の屋根に跳躍して逃亡を始めたが、道を塞ぐかのようにワジがいた!
「フフ、ご苦労様。」
「い、いつの間に………!」
「クソ……下だ!」
ワジに気付いたマフィア達は驚いた後屋根から飛び降りた。するとそこにロイドとティオが駆け付けた!
「………ここまでだ。」
「飛んで火に入る夏の虫………ですね。」
「くっ………!」
ロイドとティオの言葉を聞いたマフィアは唇を噛んだ。そこにワジが飛び降りて来た。
「フフ………鬼ごっこは終わりだよ。そろそろ観念したかい?」
「ククク……」
「ははは………」
不敵な笑みを浮かべたワジの言葉を聞いたマフィア達は不敵な笑みを浮かべた後銃や鉈を構えた!
「ガキどもが………いい気になりやがって。」
「俺達プロを本気にさせたこと………せいぜい後悔させてやる。」
「くっ………」
マフィア達の言葉を聞いたロイドはティオと共に武器を構えた。
「フフ、どうやら一戦、交える必要がありそうだね。君達の援護………期待してもいいのかな?」
一方ワジは不敵な笑みを浮かべた後ロイド達に視線を向け
「………そっちこそ足手纏いになるなよ?」
視線を向けられたロイドは口元に笑みを浮かべて答え
「………来ます!」
マフィア達の行動を見たティオは警告した。
そしてロイド達はマフィア達との戦闘を開始した……………!
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