第14話
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が倒れている青年に向かって棒を振り下ろしたその時!
「――――させるか!」
倒れていた青年が立ち上がって、トンファーで男の攻撃を防ぎ、そして防いだ棒を弾き飛ばした!
「なっ………」
「なにぃ………!?」
攻撃を防がれた事に男達は驚き
「………まったく。まさかここまで見事に引っかかってくれるとはね。」
テスタメンツの青年は口元に笑みを浮かべて呟いた。
「こ、こいつ………」
青年の言葉に男の一人が驚いたその時、青年は青装束を脱いだ。すると青年はなんとロイドだった!
「現行犯逮捕と行きたいところだけど………微妙に囮捜査くさいし、今回は勘弁するしかないか。」
「こいつ、まさか………」
「警察の人間か………!?」
ロイドの言葉を聞いた男達が信じられない表情でロイドを見つめたその時
「フフ………彼はあくまで助っ人さ。」
男達の頭上から少年の声が聞こえた来た。声に気付いた男達が見上げると建物の屋根にワジ、エリィ、ティオ、ランディが男達を見下ろしていた。
「おーおー。本当に引っかかるとはなぁ。」
「………なかなかの読みですね。」
ランディは口元に笑みを浮かべながら男達を見下ろし、ティオは感心した様子でワジを見つめ
「ロイド、大丈夫!?」
エリィはロイドに声をかけた。
「ああ………無傷だよ。念のため防護クッションを頭巾に仕込んでおいて助かった。」
「クッ………」
「まさか俺達の存在を嗅ぎ付けられていたとは………」
「さてと………どうする、お兄さんたち?この場で投降するなら大目に見てもいいけど………――――それとも今度は、アンタたちが狩られてみる?」
悔しそうな表情をしている男達―――ルバーチェの構成員であるマフィア達をワジは不敵な笑みを浮かべて見つめて尋ね
「チッ………」
「2手に分かれるぞ!」
尋ねられたマフィアは舌打ちをした後、2手に分かれて逃亡を始めた!
「ま、待て……!」
それを見たロイドが慌てたその時、ワジが跳躍してロイドの目の前に降りて来た。
「―――2人、付いて来て。」
「え………お、おい―――くっ!」
そしてワジはロイドの返事も聞かずに片方のマフィア達を追い始め
「ロイド、どうするの!?」
それを見たエリィはロイドに尋ねた。
「(………俺とワジは前衛……だったら。)ティオ、来てくれ!エリィとランディはもう一組の方を頼む!」
「了解です………!」
「わかったわ!」
そしてロイド達も行動を開始した!その後逃亡しているマフィアの1組は旧市街の出口に到着した。
「クソ、まさか腰抜けの警察が出張ってきてるとは………こうなった
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