第14話
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れたワジは不敵な笑みを浮かべて答えた。
「そうだったのか………」
「……決まりだな。」
ワジの話を聞いたロイドは意外そうな表情をし、ランディは頷いた。そしてワジはヴァルドに視線を向けて尋ねた。
「ヴァルド。君の所はどうだい?やっぱりマフィアの勧誘があったんじゃないの?」
「………ああ、一月くらい前にな………あまりに舐めた話だったから脅しつけて叩き出してやったが………まさかここまで舐めた真似をしてくれるとはなァ………」
尋ねられたヴァルドは少しの間考え込んで答えた後、好戦的な笑みを浮かべ
「ククク…………ワジ!てめえとの決着は延期だ!マフィアだろうと関係ねえ!まとめて叩き潰してやらあッ!!」
怒りの表情で武器を肩に担いでワジを睨んで言った。
「ちょ、ちょっと!?」
(無謀としかいいようがないな………)
「沸点低すぎです………」
(ククク………傷ついた舎弟の為に無謀な事に挑む事は悪くないさ。あたいは報復する事は大賛成だね。)
「お、落ち着いてくれ!下手にそんな事したら――――」
ヴァルドの様子を見たエリィは慌て、メヒーシャとティオは呆れ、エルンストは不敵な笑みを浮かべ、ロイドは慌てた様子でヴァルドを落ち着かせようとした所を
「本当、馬鹿だなぁ。」
呆れた表情のワジが溜息を吐いた。
「なにぃ………!?」
一方ワジの言葉を聞いたヴァルドはワジを睨んだ。
「マフィア相手に喧嘩して勝ち目があるわけないだろう?下手に乗り込んだところで蜂の巣にされるのがオチだろうね。」
「るせえ!やってみなきゃわからねえだろうが!」
そしてワジの話を聞いたヴァルドは怒りの表情でワジを睨んだが
「あのね………君はいいとしても。君の可愛い舎弟たちまでそれに巻き込むつもりかい?」
「……………ぐ……………」
呆れた後真剣な表情のワジの言葉を聞いて唸って少しの間黙り込んだが、再びワジを睨んで言った。
「なら、てめえはどうなんだ!?ここまでコケにされて………仲間をやられたままでおめおめと引き下がれんのか!?」
「フッ………そんなワケないだろ。」
ヴァルドの言葉を聞いたワジは笑顔で答え、ワジの言葉を聞いたヴァルドやロイド達は驚いた。
「今回の件、関わってるのはマフィアでもごく一部のはずだ。なら、そいつらにのみ落とし前を付けさせればいい。報復もできないくらいきっちりとスジを通した上でね。―――ヴァルド。君にも協力してもらうよ。」
そしてワジは説明をした後、不敵な笑みを浮かべてヴァルドを見つめ
「………お前………」
ワジに見つめられたヴァルドは驚き
「ちょ、ちょっと待ってくれ。何をするつもりだ?あんまり不穏
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