第12話
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ドの身体に戻るとティオは静かに呟き
「ああ。……けど、そこがルファ姉の良い所さ。」
「やれやれ………あんな良い姐さんと常に一緒にいるお前が羨ましいよ。」
ロイドは静かな笑みを浮かべて頷き、ランディは苦笑しながらロイドを見つめた。
「ちなみにルファディエルさんとはどのくらい前から一緒にいるのかしら?」
一方ある事を疑問に思ったエリィはロイドに尋ね
「そうだな…………ルファ姉と契約したのは3年前だけど………一緒に暮らし始めたのは6年前ぐらいかな。」
尋ねられたロイドは考え込んだ後、答えた。
「そんなに前から一緒にいたの………」
「だから彼女に対しては”家族”同然の扱いなんですね………」
ロイドの話を聞いたエリィは驚き、ティオは納得した表情でいたが
「……………………」
ランディは真剣な表情で黙ってロイドを見つめていた。
「ランディ?一体どうしたんだ?」
ランディの様子に気づいたロイドは尋ねたが
「6年前って事は11か12か…………って事は………まさかロイド。オメー、ルファディエル姐さんと一緒に風呂とか入った事あるんじゃねーのか?」
「ぶっ!?」
真剣な表情のランディの質問を聞き、噴いた。
「ええっ!?」
「………確かにその年ならまだ一緒に入れる歳ですね………」
一方ランディの質問を聞いたエリィは驚き、ティオはジト目でロイドを見つめ
(おおっ!?という事は既にロイドには裸を見せていたんだな♪)
ギレゼルは興味深そうな様子で呟き
(フウ………別に姉弟同士なら一緒に入っても可笑しくないでしょう?(実際にあの子、私が一緒に住む前からはセシルとも入っていた事もあるし、セシルと私の3人で一緒に入ったこともあるし………)第一、11、2歳なんて、まだまだ子供よ。)
ギレゼルの言葉を聞いたルファディエルは溜息を吐き
(………そう言えば我の世界のルファディエルも姉になりたがっていたが………まさか姉になると奴はそこまで甘くなるのか?)
ラグタスは考え込んでいた。
「その反応だとアタリか。で?ルファディエル姐さんの裸はどんなだったんだ?」
そしてロイドの様子を見たランディは口元に笑みを浮かべて尋ね
「ランディ………」
「わたし達がいるのにそんな質問をするなんて、最低です。しかも本人も傍で聞いているんですよ?よくそんな質問ができますね………」
ランディの質問を聞いたエリィとティオは蔑むような視線でランディを見つめた。
「と、とにかく!一度、支援課に戻ってセルゲイ課長の判断を仰ごう。さすがに話が大きくなって来たから、俺達の判断だけでは難しいしな。」
一方ロイドは話を無理やり終わらせるか
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