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ラインハルトを守ります!チート共には負けません!!
第二十八話その2 敵の懐から脱出します!
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し、さらに敵がたどったコースのデータを確認して、敵の予測コースを割り出しなさい!!」

 ほどなくして、おおよその予測結果が届いた。ティファニーがそれを受けとる、と、彼女の厳しい顔が心なしか緩んだ。

「敵は速度を最優先にしたわ。・・・大きすぎるリスクね。でも、私にとってこれは好都合でしかない!!」

 ティファニーは全艦隊の再編成を直ちに行い、一路商船航行宙域に向けて艦隊を動かし始めた。

 この時、ティファニーがイゼルローン回廊哨戒艦隊にいち早く電文をうたなかったことは戦略的には致命的であったが、ある意味自然な心境だったかもしれない。たかが数隻の艦隊を数百隻が撃ち漏らすというのはどう考えてもあり得ない事なのだから。

「敵、反応有、敵反応有!!」

 数時間後、オペレーターの声に、ティファニーはようやく笑みを浮かべていた。4隻の艦が単縦陣形で最大加速をしながら商船航行宙域を全速航行している。大胆すぎる行動だが、今回はそれが裏目に出た。これでようやくしとめられる!!!

「高速艦隊をもって、敵の左右をふさぎ、並行砲撃戦闘を開始!!しくじらないで!!!」





* * * * *

 ラインハルトたちはアステロイド帯を突破して、商船航行宙域に入ってすぐ後、レーダーに警報が鳴った。

「どこだ!?」
「左右からです!敵の高速艦隊、約30隻ずつが左右から突撃してきます!!」
「振り切れ!!」

 最大加速だ!!とラインハルトが叫び、各艦は増速した。

「ワープ準備完了まで、後4分!!敵艦隊到達まで、後3分!!」

 ギリギリか!!と、誰もが思ったが、ワープ計算をしくじると、どこか知らない宙域に飛ばされる可能性が大であるし、下手をすれば次元断層に引っかかって抜けられない可能性もある。実際そういう事故で喪失した艦は多数なのである。

 大丈夫だ!!1分なら持ちこたえられる!!ラインハルトはそう思い、機雷をここぞとばかりにばらまくように指令した。左右に放出された機雷群は追尾してくる同盟軍艦隊を次々と襲ったが、その他の艦は機雷をものともせず突っ込んで左右に展開してきた。砲撃をしてきたが、艦種に砲門が集中している同盟軍艦では、たいした砲撃もできず、命中しない。だが、敵はミサイルを発射してきた。
 囮を射出しろ!!対空砲で応戦しろ!!弾幕張れ!!とラインハルトが叫んだ。囮によってミサイル群は明後日の方向に飛び、囮に騙されなかった残りのミサイルも、迎撃ミサイルと対空砲火で弾幕を張った4隻の前に次々と爆破されていく。

「左右からだけでは包囲体制は甘い。どこかに待ち伏せているのか・・・」

 ラインハルトは考えていたが、少なくともこの宙域には自分たちと左右の敵以外には艦影はない。

 と、その
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