第4話
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「では、始め!!」
「モビルスーツ隊、発進!!」
「第一次攻撃隊、発艦!!」
そして、提督の合図と共に2隻はそれぞれ艦載機を発艦させる。
リーンホースはVガンダムヘキサにガトリングガンを、ガンブラスターにビームライフルを装備させ、空中戦用とした。一方、2組のセッターに乗った2機のガンイージーは片方にビームライフル、もう片方に対艦攻撃用にペイント弾入りのバズーカを装備させた。
一方、天城は零式艦戦52型、彗星、天山の標的機使用を用意していた。天城は初めてのテストなのだからもっと性能の低い機体でもいいのではないかと思っていたのだが、提督はむしろこれでも足りないくらいだと言っていたので従った。
発艦した艦載機達は丁度真ん中ではなく、真ん中より天城側に寄った所で接触する。モビルスーツはその形状から音速こそ出せないが、それでもレシプロ機よりは速かった。
接触するとVガンダムヘキサがガトリングガンによる面の攻撃を行い、母艦の脅威となりうる艦攻と艦爆を次々と撃ち落とし、ガンブラスターがVヘキサにに攻撃して来る艦戦を撃ち落とした。
しかし、数が多い為か全てを撃墜する事は出来ず、抜けて来た機体もあった。
「対空防御!!」
それに対してはリーンホース自身が3連装対空機銃で迎撃する。
一方、セッターに乗ったガンイージは、ビームライフルを装備した機体が近付く艦戦を撃ち落とし、天城へバズーカの弾を叩き込むべく突き進んでいた。ガンイージの妖精達は余裕だった。相手はレシプロ機ばかりで、まるでモビルスーツの相手にならない。そう油断した矢先だった。セッターの1機が撃墜判定を受けたのは。零戦の攻撃がビームライフルを持つガンイージのメインカメラとデュアルセンサーに直撃したのだ。モニターの映像がサブカメラに切り替わるまでの一種、レシプロの戦闘機ごときにメインカメラを潰された事に困惑した妖精は機体のバランスを崩し、セッターから落ちてしまった。慌てて、バズーカ装備機がセッターを操作し、ビームライフル装備機が海面に叩きつけられる前に救出する。しかし、その際隙だらけになった所を複数の零戦の機銃を受け、それがセッターの装甲の薄い部分に当たった事で撃墜判定を受けてしまった。
“油断なんてしてどうするのさ!これが演習じゃなかったら戦死だよ!!”
もう1機のセッターに乗るビームライフル装備のガンイージの妖精は悪態をついた。彼女の方は油断する事無く、こちらを撃ち落そうと近付いて来る零戦を撃ち落としていく。そして、ついに天城をバズーカの射程にとらえた。天城も機銃や高角砲で対空射撃を行ってきた。
“今だ!”
“がってん!!”
セッターが対空防御をかわすと、バズーカ装備のガンイージはペイント弾を発射した。それは天城の飛行甲板に直撃す
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