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SwordArtOnline~The Wroght Wizard~
英霊参上、現れたるは鋼鉄の剣士
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を見るが、俺は叫ぶ。
「避けろ!」
キリトは直ぐに俺の方に回避すると、干将?莫耶で襲い掛かるリトルネペントを切り裂いた。
「援護は任せろ!てめえはそのまま刈り取れ!」
「分かった」
キリトが頷くと、直ぐに目標である花付きのリトルネペントに向かう。
「シュウウウ」
リトルネペントが駆けるキリトを襲おうとするが、それよりも先に俺の矢がHPを消し飛ばした。
それにより、一斉に残ったリトルネペントのタゲが俺に向く。
「有り難いな。一体ずつ殺らんで済む」
そして、手の内に新たな剣を呼び出す。
「行くぜ」
手の形をした物を開き、握手するようにそれを握る。
《フレイム!スラッシュストライク!》
焔を灯した剣は、その刀身を伸ばし俺はそれを振るう。
「
斬封焔
(
フレイムスラッシュ
)
」
焔は瞬く間にリトルネペント達を切り裂き、その焔をもって灰と化した。
「ちっ、割に合わないな」
剣_____ウィザーソードガンを振り回して、俺は呟く。
その時、ちょうどロード=エルメロイが追い付いてきた。約二名引き連れて。
「なにやってんだ?」
「私に聞くな、其処の二人が勝手に付いてきただけだ」
で、その二人はと言うと、何か一方的に優衣って子がもう一人の女の子を抱いているようにしか見えない。
「あれは突っ込んではいけない」
ロード=エルメロイが鬼気迫る顔で言うから思わず頷くと、キリトが戻って来た。
「お、来たか」
「エミヤ、さっきはありがとう。お陰で助かったけど……一緒に狩りしてたやつが死んだ」
その一言で大体事情は把握した。
「まぁ、お前が気にすることじゃねぇだろ。大部分は向こうが悪い」
俺は言うとキリトは少し頷く。
「さて、帰ろうぜ。腹へった」
俺はそう言うと、ロード=エルメロイが俺を押し止めた。
「何だよ?」
「囲まれているのが分からないか?」
ロード=エルメロイはいつになく真剣な声で言うと、優衣ともう一人の女の子も警戒する。
「この感じ……暗殺者かな?だとすると、サーヴァントかもね」
もう一人の女の子が口を開く。サーヴァント?確かそれ、聖杯無いと呼べない筈じゃ。
「ふむ、サーヴァントと言うことは……聖杯か在ると言うことか」
「そもそもその為に私が此処に居るんですけどね」
優衣が言う。つまり、聖杯は在ると言う情報でこのゲームに来たと言うことらしい。
「と言うか割と洒落にならないなぁ。仕方無い」
女の子が手を出すとその手の甲が光る。
「不本意だけど、来てバーサーカー!」
すると、光と共に新たな女の子が現れた。
「お姫様ー!どこ行ってたんですか!?」
……バーサーカーって狂戦士だよね?何でこんな人がバーサーカー?
「良いからバーサーカー!アサシンやっつけて!」
「アサシン?そんなのどこに____」
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