さくらと大神中編
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朝食後・・・中庭
「やあさくら君待ってたよ。さくら君はよくこの石像の所に来るね、それはどうしてだい?」
「それは大神さんにいちいち報告しないといけませんか?」
「いやそう言うわけじゃないけど、最近のさくら君が気になるんだ。皆も気にしてるし」
「・・・そうですか、私はいつも通りです。大神さんもう付きまとわないでください」
そう言ってさくらは、中庭を出ようとするが、失敗に終わった。
「そんなこと出来る訳ないだろう」
「きゃあ」
「さくら君俺は花組の隊長だ。明らかに悩んでる君をほっとける訳ないだろう」
「・・・だったら大神さん今すぐ私の弟を助けてくださいーーー」
「出来ないなら余計な事はしないで」
「ええーーさくら君に弟だって!!」
大神はさくらから事情を聞いた。
「ちょっと待ってくれさくら君。俺は君に弟が、いるなんて聞いてないんだけど」
「でもいるんです.私には、大切な弟が」
「仮にさくら君が言うのが正しいとして、俺が、君の弟を何から助けたら良いのかな?」
「それは・・・これです」
そしてさくらは.大神に石化した直哉を見せた。
「これは立派な石像だね。さくら君」
「この石像がもしかして・・・弟さん?」
「そうですこれが今の私の弟真宮寺直哉です」
「・・・さくら君いくらなんでも嘘はいけないよ・・・」
「大神さん貴方には私が、嘘を言っているように、見えるんですね」
「そうとしか考えられないよ、人間が、石化するなんて、ありえないし」
「普通はそうでしょうね、私でもそう思いますし、でも私は、私の弟が、石化していくのを見ていたんです」
「そんな事が出来るのか?」
「出来るで、お兄さん」
!!
「君は誰だい?」
「うちは、さくらはんの友達や」
「はやてちゃん如何したの?」
「あのなさくらさん。直哉お兄さんが戻ってきたんよ、さくらはんも会いに行くやろ」
「うん行くわ」
「ちょっと待ってさくら君。俺も行くぞ」
「ええーー本気ですか?大神さん」
「ああ、本気だ」
「わかった二人とも行くで」
その頃なのは達は・・・
「しかしなのは、ヒミコとは一体何者なんだい?」
「お兄ちゃんさくらさん.落ち着いて聞いてね.ヒミコは、邪神巫女イヨのお母さんらしいの」
「「ええーー邪神巫女の母親ーー」」
「ちょっと待て、なのは邪神巫女の母親ならどうしてこの世界にいるんだよ」
「お兄ちゃんの疑問は、正しいよ、邪神巫女のいた世界とこちらの世界は違うから、しかし、ヒミコが、私達が持つ技術を持っていたら・・・」
「奴も好きな所に跳べるという事か
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