暁 〜小説投稿サイト〜
新妹魔王の契約者〜龍剣使いの神皇帝〜
2巻
決戦日までの修行×主従契約魔法によるパワーアップ
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合いの濡れ場を見る事が拷問だよなー』

滝川と会話してるのは地下二階で行為している一真ではなく、ゼロが代わりに会話をしているが相手である滝川はいつもの一真だと思って念話をしている。とはいえ行為中なのに出来ると言う事は、流石は神とも言えるようだけど焼肉屋で主従関係を強める事も一真側は分かっていた。

で、一真と澪との絆はこれまでより一段階深くなったので増々勝率が上がる事だろうと思っていた。ゼストも一真の事を魔族でも神族でも見ていないと思っていた。

「そろそろ行こうぜ。成瀬澪の自宅での様子が見たいって話だったが、あっちはどうやら一区切りしたみたいだしアンタも気は済んだだろ」

「お気遣いなく。この半年での成瀬澪の変化を確認するのが私の仕事です」

「あのな・・・・こっちはこれ以上気まずくなる前に、さっさと寝たいんだが。それにだ、どうせあちらにはこちらを監視している者もいるだろうよ」

「監視者ですか?そちらを見ても気配もなく、誰もいないように思えますがあの青年は中々面白い素材のようですね。成瀬澪を屈服させる事に抵抗感など全く無く、サキュバスの催淫特性の呪いを利用させて的確に服従させるとは。主従契約にサキュバスの特性を付加している事は報告で聞いていましたが、あの感じ方を見るにやはりゾルギア閣下の見立て通り成瀬澪は相当敏感な躯の持ち主のようですね。成瀬澪は随分と快楽に酔いしれていたようですが、本番前であそこまで感じられるのであれば、ゾルギア閣下ならばあれ以上の快楽を幾らでも与えられます。彼女の心を上書きし、忠誠心を奪う事は容易いでしょう」

「あーそうかい。仕事熱心で実に結構な事だな。しかしアレを見て眉一つ動かさない所か、性感チェックまでするとは。流石はゾルギア候の懐刀、目の付け所が違う」

あれだけのものを見ても何も感じないようにしているが、実はゼストらが見ているのは偽の情報であり本物は本番行為をしている。一真が神族だと言う事を知ってるのはここにいる滝川だけなので、ゼストから見ると元勇者かそれ関連の人間しか思っていなさそうだ。滝川が肩を竦めて口にした皮肉にゼストはこちらを向いた。

「・・・・それは皮肉のつもりですか、ラース?もし今の発言に閣下を侮辱する意図があったのなら、こちらも相応の対処をさせて頂きますが」

「いやいや、まさか・・・・そんなつもりは微塵もない。ただ俺は感心してただけだし、そろそろあちらさんも出てくるだろうと思っただけさ」

「そうですね、男を知らない癖に言う事だけは一人前とは大したもんだと言いたいね。ゾルギアの傍にいれば、それだけでその手の行為を見る機会が山程ありそうだわ」

「男を知らない女の匂いだけで分かっちまうが、根拠があるんだよな」

あちらさんと言った滝川が指を差した所には、様子
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