2巻
決戦日までの修行×主従契約魔法によるパワーアップ
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すが、こちらとしても誰かと共同で結界を張った事はありません。ですけどラードゥンさんが言ってる事は間違いなさそうですね」
何時の間にかいたラードゥンであるけど、正確には電話を取り出した時にはもういたからな。しばらく話し合っていたが、澪と深雪らが上がるまでの間に対策を練っていたけどね。本来だと万理亜のバスタオル姿だが、ここは外史であり既に知っていた情報だったので普通のパジャマを着てもらった。そんで万理亜から相談があると言う事で、俺らは聞いていた。
一方深雪と澪は万理亜よりも遅く浴室から出たようで、少々長風呂だったが最近朝鍛錬以外にも魔法による修業の疲れを翌日に残さない対策である。深雪も一緒だったが、何時もだと深雪も出ている時間帯で今日使用した入浴剤の好みのようで。
幸い俺らが先に入ったお陰でゆっくりと芯から温まる事が出来た。桜色に染まった身体に付着した水滴をバスタオルと深雪による翼からのドライヤーですぐに乾いた。
「相変わらず深雪姉さんの翼は温かいのね」
「ふふふ、確かにそうですけど普通に乾かすより早めの方がいいと思いましてね。それにそろそろ連絡が入ったと思いますし」
「私の力も向上したけど、深雪姉さんの力がどこまで本気かは分からないわ」
「それはそうよ、深雪が本気になれば止められるのは一真しかいないしね」
ティアがそう言うと着替え用のショーツを尻まで引き上げ、伸縮性の生地が小さく鳴ってからパジャマを袖に通してボタンを留めていく。上からではなく下からなのは、寝苦しくないように胸の前を開けておく。これだと谷間=胸元が見えてしまうが見られて困る相手はこの家にはいない。深雪とティアと万理亜は同じ女で、一真には既に恥ずかしい姿や処女をあげている。
「澪、お父様と主従契約をしたからと言って一緒にお風呂入って乱れてしまうぐらいでは呪いは発動しない」
「うん・・・・分かってるつもり何だけど」
「今更恥ずかし合っても一真は気にしないし、主従契約を結んで弱みを握られたとしても主導権を握ってはいないから安心しなさい」
「例えそうであっても、私としては改良してくれた事で助かってるしね」
女子トークがあったけど、澪の心配はあっという間に消えた事で三人は濡れた髪を乾かしてから脱衣所を出てショートワープでリビングへ行くと万理亜と一真の声が聞こえてきた。
「一真さん・・・・もっと澪様を服従させてもらえませんか?」
「服従か、今のままでも充分だが何故そうまでしてレベルアップさせる必要がある」
「現状は大丈夫ですが、如何なる時に力が足りない時になれば私や澪様は深雪さんと足手纏いとなってしまいます」
「ふむ・・・・確かにそうだがその分析が正しくとも実力差と戦力差が分かってるなら必要ないのでは?現に
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