2巻
決戦日までの修行×主従契約魔法によるパワーアップ
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に視線を感じるから気になるらしい。
「サキュバスでパワータイプの万理亜は、元々身体能力が高いからクロウ相手でも平然としてるもんな」
「私としては最近一真さんによる事で力を付けていますし、行為後に浄化をされても力が下がる事はありませんから」
「浄化に関しては知ってると思うが、俺の本妻である奏に対する事だと言うのは知ってるだろうに。澪の知らない間にやってるから気付いてなさそうだ」
「淫魔でもありますからね、行為をする事で力を上がりますしね」
俺らの事はいいとして、最近の澪は心の中では焦っているように思えた。恐らく己の力が如何に不足しているかを痛感していると知った深雪により、強力な魔法を唱えなくても出来た事で成長スピードとしては早い。実戦経験が足りていないけど、幸い深雪による鍛錬での実戦形式をする事で戦闘の緊張やプレッシャーに最初に慣れさせてから追い込まれないようにメニューを熟しているようだ。
「肉体的・精神的にも消耗しにくくなっているし、実際の戦闘をしたとしても勇者の一族と同等でなくとも実力が出せるようにしてる」
「ま、深雪さんの教え方は私よりも上手ですしね。逃亡生活よりかはマシです」
「さてと休憩は終わり次第、明日の朝から学校があるから俺達は先に上がるわ。万理亜は深雪達の模擬戦が終わったら、声を掛けて今夜の修業は終了だと伝えておいてくれ」
「分かりました。今回は一真さん達が一番風呂で構いませんから」
と言う事で俺と蒼太にクロウ達の一番風呂となるが、そろそろ出ようかと思った所で深雪達が入ってきた。で、俺達の生活は変わらんが朝起きて鍛錬後に学校へ行って放課後になれば自宅へ真っ直ぐ帰宅後に修業する。
途中休憩として夕食を食ってから、皆それぞれの時間を保ちつつ自宅周辺に来たはぐれ悪魔を葬る俺とクロウ達。そんで模擬戦をしてから風呂入って寝ると言う事を繰り返すと、すぐに数日経過していたが確実に澪と万理亜のパワーアップしていた。
「決戦まであと二日か『ご主人様、お電話です』お、やっと来たか」
現在俺と万理亜がここにいて、深雪と澪はまだ風呂の最中に電話が来た事で銀のトレーにある子機を取った。相手は予想通り高志で、戦いの舞台が決定し場所と時間を告げられて電話は切れた。子機を銀のトレーに置いてメイドは立ち去ると万理亜が聞いてきた。
「・・・・決まりましたか?」
「ああ。なるべく人が来ないように、夜でやろうと言う事になった。俺ら的にも独立蒼翼黒鮫課もその方がいいと考えていたがな」
「結界は構成や空間内部に細工の余地がないように、戦闘直前で向こうとこちらの共同で張るようですが私なら人除け以外にも空間式の結界も使えますよ」
「確かにラードゥンさんの結界は様々使えますので大丈夫かと思いま
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