暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦艦ナデシコ
1365話
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、シェリルのコンサートを見せれば一発でシャドウミラーに恭順するような気がするけど」

 美砂の言葉に、皆が思わず納得するが……俺はそれに否を告げる。

「それは出来れば止めて欲しいな」
「あら、何で? シェリルの魅力だと木連をどうにか出来ない?」
「いや、それについては心配していない。俺が心配してるのは、寧ろ逆だ。ただでさえ各世界でシェリルの人気は高くて、そのシェリルと付き合ってる俺は目の敵にされてるのに、そこに木連も入られるとな。ちょっと面倒臭い事になりそうだ」

 木連にいる男の全員がヤマダモドキではないと思うが……思いたいが、それでも白鳥、月臣といった二人はヤマダモドキの性格だった。
 もし木連の連中の半分近くがヤマダモドキだったりすれば、そしてその全員がシェリルに熱中してしまったら……色々と面倒な事になるのは確定な訳で。
 それこそ下手をすれば、俺が木連を滅ぼしたなんて事になりかねない。
 いや、そうなったらそうなったでプラントを奪えるんだろうが、幾ら何でもそれだと後味が悪過ぎるだろう。

「あー、うん。そう言えばアクセル君って、マクロス世界だと色々と狙われているんだったわね」

 苦笑を浮かべつつ呟く美砂。
 幾らシェリルがシャドウミラー所属になったからって、シェリルがマクロス世界出身で、更にそのマクロス世界で銀河の妖精と呼ばれていた事に違いはない。
 シャドウミラーと関係のある世界でデビューしているシェリルだが、それでもやはりマクロス世界は出身世界という事で強い人気を持っている。
 ……勿論、他の世界でもシェリルが活躍している分、マクロス世界での知名度は以前に比べても若干落ちる。
 それと同時に、マクロス世界ではランカという存在もいる以上、シェリルの人気は以前程ではないのは確かだ。
 だが……人気が以前と比べて衰えはしたが、それでもまだ莫大な人気を誇っているのは事実だ。
 それこそランカよりもまだ上なのを考えれば、シェリルの凄さを理解出来るだろう。

「……いっそ、でこぴんロケットがライブでもやるか?」

 ふと出たその言葉に、円は嫌そうな表情を浮かべて口を開く。

「ちょっと、さすがに私は大勢の前でライブをやる勇気はないわよ? それにでこぴんロケットって言っても、ここにいるのは私と美砂だけだし。桜子も亜子もいないんだから無理よ、無理」
「……何なら一度ホワイトスターに戻って連れてきてもいいけど?」

 確か和泉は魔法世界に留学してアリアドネーで回復魔法の修行をしていて、桜子の方はネギま世界で証券会社で活躍してるとかだった気がする。
 和泉の方はフェイトを経由して呼び出そうと思えば呼び出せるだろうし、桜子もネギま世界にいるのなら接触するのはそう難しくはないだろう。
 俺が半ば本気でで
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