第31話
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然の流れかと。」
「フフッ、確かにそうよね。」
「ちょっ!?何でそこで俺が出てくるんだよ……!」
悔しそうな表情をしているランディのガイ・バニングスに対する恨み言に続くように呟いたティオの意見にエリィは苦笑しながら同意し、ロイドは疲れた表情で声を上げてティオとエリィに指摘した。
「ちなみにレンさん。さっき、セシルさんとガイさんが”デート以上の事をしたりしている”って言っていますけど、具体的にはどんな事なのですか?」
「ちょ、ちょっと、ティオちゃん。」
「そりゃあ、結婚まで約束している間柄なんだからティオすけや小嬢みたいなお子様には聞かせる事ができないうらやまけしからん事をやっているに決まっているだろう。」
「ランディ!」
ティオのレンへの質問を聞いたエリィは顔を赤らめ、からかいの表情で呟いたランディの推測を聞いたロイドは声を上げた。
「うふふ、ランディお兄さんの推測通りよ。二人とも性行為もしているわよ♪」
「レ、レンちゃん!」
「………………」
「うは〜、オブラートに包まずハッキリいうなんて、小嬢も中々度胸があるな………」
「今のどこに感心する部分があるんだよ!?というかレンは何でそんな事まで知っているんだよ!?」
レンの口から出たとんでもない話を聞いたエリィは顔を赤らめて声を上げ、ティオは頬を赤く染めて黙り込み、苦笑しながらレンに感心しているランディに指摘したロイドは疲れた表情でレンに訊ねた。
「だって、ガイお兄さんが借りているアパートの部屋の隣の部屋に住んでいる人はレンと同じ遊撃士のアーシアお姉さんだもの。アーシアお姉さん、『二人は結婚を約束した恋人だから、”そういう事”をするのもある意味当然の流れだけど、”する”んだったら”そういう事”をする為の専用施設を利用するか、もしくはもう少し声を抑えて欲しいわ。』って、レン達女性陣に愚痴を言っていた事があるもの♪」
「そ、それは………」
「……確かに隣の部屋で知り合いにそんな事をされていたら、誰かに愚痴を言いたくもなりますね。」
「その気持ちは俺もよくわかるぜ。ちょっとは周りの事を考えろ、リア充野郎共が!」
「いや、そこで俺を睨むとか意味不明なんだが。(ううっ、兄貴がいつもお世話になっているのに迷惑をかけまくってすみません、ルフィナさん………)」
レンの話を聞いたエリィは表情を引き攣らせ、ジト目で呟いたティオの意見に大きく頷いたランディは悔しそうな表情でロイドを睨み、睨まれたロイドは疲れた表情で答えながら心の中でアーシアに謝罪した。するとその時、玄関が開き、ある人物がビルに入って来た。
「ちわーす!ライムス運送会社です!」
「あなたは………」
「
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