暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第一章 WORLD LINK 〜Grand Prologue〜
とある科学の超電磁砲 〜とある物語の単発戦闘〜
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その瞬間、その刃は一つ残らず美坂美琴の代名詞たる『超電磁砲』の弾丸と化してブッ飛ばされていった。



「が・・・うぞ・・・だろ・・・!!」

ドギュッ!!

「オレ・・・・大した攻撃一回も食らってないのに」

ボッ!!!ズジュッガァ!!!!!

「これで・・・・・終わりかよぉ!?」


「すぐに計算が終わったからって急ぎすぎだ。イカレてるからって、もうちょい落ち着けバーカ」

ドドォッッ!!



抗い、飛んでくるそれを弾き飛ばそうとする「奴」だが、それができたのはたったの二個ほど。
肩と腰を撃ち抜かれ、最終的に獅子天麟という巨大な鉄塊が弾丸となって飛来し、「奴」の上半身を丸々綺麗に消し飛ばしてしまった。




残った下半身も、ザラリと崩れて消滅していってしまった。
その結果に、学園都市第三位は、自信満々に胸を張った。


「えっへん」




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「もう行くの!?」

「バカ野郎!!この世界にオレの安息はない!!戦って、戦って、それが終わったら戦って!?バカじゃねェのかこの世界は!?」

「バッ!?あんた、人の世界をなんだと」

「あーあー!!聞こえない聞こえないーーー!!じゃあオレ行くから!!」

[Gate Open---toaru kagaku no RAILGAN]

一気に言葉を掃き出しのたまい、言うだけ言ってから逃げるように蒔風は走り出した。
いきなり手元に戻されたものだから、忘れ物とかを上条のところに取りに行ってた天馬を収め、蒔風が駆けだした。


「待ちなッさい!!」

「やなこった!!!」

御坂が追うが、蒔風はゲートをくぐって行ってしまった。
そしてそれも閉じ、完全に蒔風はこの世界からいなくなった。


「はぁ・・・ま、いっか・・・あ!!そういや問い詰めるの忘れちゃった・・・」

御坂美琴は黒子の元に向かう。
あのバカ、また病院抜け出してないでしょうね・・・・とか思いながら。







そしてそのバカはと言うと、離れた場所の第七学区の病院。
その廊下に出ようとして、インデックスに噛みつかれてベッドに戻されていた。

美琴の安否が気になるが、天馬が言うにはどうやら大丈夫らしい。

(「奴」の顔・・・な〜〜んかどっかで見たことあるよなぁ・・・聞こうと思ってたんだけど・・・)

そしてふと、そんな疑問が浮かび。


「痛い痛いですってインデックス!!ちょっとけが人に対して容赦なさすぎませんか!?」

痛みにすべてが吹き飛んだ。
ほどほ
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