第五十六話 最終編第二話!巨人は永遠に最下位でいろ!!その一
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戦え!!正義の兄弟戦士ジャスティスカイザー
第五十六話 最終編第二話!巨人は永遠に最下位でいろ!!
二人の進撃は続く、だが。
二人は今休憩してだ、路上駐車を行い。
道の横で食事を摂っていた、その食事は。
「自衛隊のレーションな」
「飯の缶詰な」
「おかずも缶詰だな」
「ソーセージも漬物もな」
「赤飯に鶏飯な」
「どれも美味いぜ」
ただし自衛隊ではレーションはこればかりだ。
「まあこればっかりだと飽きるな」
「ちょっとな」
「レーションは軍に付きものでも」
「もっとバリエーション欲しいか?」
「乾パンもあるけれどな」
「そこが工夫必要か?」
食いながら言う二人だった。
「自衛隊の人もそこ考えたらどうだい?」
「自衛官の人呼んでたら宜しくな」
「レーションもバリエーションだぜ」
「色々あった方がいいぜ」
「イタリア軍のそれ美味そうだな」
「あれはいいよな」
イタリア軍の話も出る。
「流石イタリアって感じでな」
「バリエーションも結構でな」
「自衛隊のレーションも評判いいっていうけれどな」
「もっとバリエーション欲しいな」
「まあ無理に貰って食ってて言うけれどな」
「俺達はな」
「というかよ」
二人のところにだ、瞬が来て言ってきた。
「あんた達私達と一緒に進軍してない?」
「だから飯が必要だからだよ」
「只飯せびる為にいるんだよ」
こう悪びれず返す二人だった。
「国民に飯よこせってな」
「自衛官の人達に言う為にいるんだよ」
「その度すっげえ嫌そうな顔されるけれどな」
「貰ってるぜ」
「俺達レーション持ってねえからな」
「飯はそうして食ってるんだよ」
この二人はそうしたものは開発してもらっていないのだ、兵器はあってもレーションの類は持っていないのである。
「人間食わないとな」
「何も出来ないだろ」
「だからだよ」
「御飯貰ってるんだよ」
「正直迷惑です」
その自衛官、北野信一尉が言う、声は福山潤さんだ。
「この人達は」
「そうですよね、どう考えても」
「勝手についてきてです」
瞬にだ、一尉は二人を本当に嫌そうに見つつ言うのだった。
「食事の時になりますと」
「絶対に来てですね」
「困っている国民と言ってです」
「食事をせびるのですね」
「そうしてきていますので」
「実際に国民だぞ」
「身元は明かせないけれどな」
二人はこう言う。
「俺達だってそうなんだよ」
「れっきとした国民なんだよ」
「だから助けてくれてもいいだろ」
「食いもの持って来てないんだからな」
「狩猟とかしたら?」
瞬は二人に冷静に返した。
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