第22話 いざ!合宿へ! 1日目
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たら俺と真姫で行くか?」
と、大地くんは提案する
「え!?じゃあ穂乃果も行く!」
「だからいいわよそんなに来なくて....私一人でいいわ」
一階に降りて、大地くんから部費の入った封筒を受け取り、玄関へ向かう
「じゃあ、ウチがお供する」
「え??」
一斉にウチを見る。そんなに意外?
「たまにはいいやろ?こーゆー組み合わせも」
「.........」
真姫ちゃんは無言で頷く。
「ほな、行ってくる」
夕陽の色に染まった海を眺めながらウチと真姫ちゃんはスーパーへ向けて足を運ぶ
初めて組み合わせのせいか、それともいつものことなのか、真姫ちゃんは無言でウチの後ろを歩く。
「ん〜、綺麗な夕陽やね〜」
「.........どういうつもり?」
真姫ちゃんは冷静に淡々と問いかける
その問いかけはどういうつもりで言ったんやろうか....
ウチは微笑みながらおもむろに話し始める
「別に〜、ただ真姫もめんど〜なタイプやな〜と思っただけや。本当はみんなと仲良くしたいのになかなか素直になれない」
「私は普通にしているだけよ」
「そうそう、そんなところや」
「え?」
「そうやって素直になれないんよね?」
「...ていうか」
真姫ちゃんは立ち止まり、まっすぐこっちを見て話す
「どうして私に構うの?」
どうして.....まぁ答えは決まってる
「ほっとけないのよ、よく知ってるから....あなたに似たタイプ」
ウチは珍しく真面目な口調で答える。そう...あの子もそうやった。素直になれず独りよがりなところはあの子と真姫ちゃんはそっくり。だからすっぽり被るんやな。2人は....
「.....なにそれ...」
「ま!たまには無茶してみるのもいいと思うよ〜、合宿やし」
最後にそう告げ、ウチと真姫ちゃんは再び歩き出す
そうや....合宿でみんな変わってほしい.....
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今日の夕食は無難にカレーだった
それぞれ皿にご飯にルーをかけてテーブルに並べる
「本当に花陽ちゃんはご飯とルー別々でいいの?」
絵里さんがそう言ったのが聞こえ、振り向くと確かに花陽のだけご飯とルーが別々なのである。しかもどんぶりめし.....?
花陽って大食い少女なの?
「大丈夫です!ご飯は別の方がいいのです!」
やけにテンションが高いな.....アイドルを語る時のそれと同じだ
「うわぁ〜......つやつやのご飯〜?きれい〜?」
どんぶ
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