第22話 いざ!合宿へ! 1日目
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本を閉じ、伸びをする
「全くPVの撮影とはいえ、小悪魔を演じるのも大変よね〜」
隣にやって来たのは3年のにこちゃん。小悪魔演じるのが大変ならしなければいいのに...と思うも言葉にせず飲み込む
「隣、いいかしら?」
なにかセリフ地味たように聞こえるけど無視して続ける
「勝手にすれば?」
「それじゃあ失礼」
にこちゃんは私と同じ体勢にしようとする
私は足を組んでサングラスを頭にかけソーダを飲む
にこちゃんも真似して足を組み.....たいところだけど、真似しようと必死になっている..
明らかに身長差よね....
と、
ボフンッ
「きゃあっ!」
「ごめんにこちゃん〜大丈夫?」
にこちゃんの顔面に当たったのはビーチバレーボール
穂乃果ちゃんの周りにはチームを組んでビーチバレーをしていた
「もっと遠くでやりなさいよ〜!!」
「にこちゃんもやろうよ〜!!」
「そんな子供の遊びやるわけないでしょ?」
一番子供みたいな人がそれ言っていいの?
「そんなこと言って...ほんとは苦手なんだにゃ〜」
ほら...凛に煽られた.....
「何言ってるのよ!見てなさい!らぶにこアタックを見せてあげるわ!」
煽られてそれにのってしまったにこちゃんは足元のボールを手にして穂乃果ちゃんたちの方へ向かった
「真姫ちゃんもやろ〜よ〜!!」
「ええっ!?...私は......いい」
私はまた素直になれず断ってしまった。本当は一緒に遊びたいけど.....
「なるほどね...確かにこれは時間がかかりそうや」
「真姫もなかなか大変そうね」
「ふふっ...えりちがそんなこと言うん?」
「な、なによ」
「ん〜ん、なんにも」
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希side
「え?買い出しに行かなきゃいけないの?」
「ええ、さっき冷蔵庫確認してみたけどあまり食材なくて」
えりちがみんなの前で報告をすると、どうする?とか誰が行く?とか話し出す。今は午後5時、そろそろ買いに行かんと夕食の時間に間に合わなくなる
「あと、真姫ちゃんの話によるとスーパーが遠いみたいなの」
「んじゃあ俺が行くよ。力仕事は俺の出番だろ?」
「さすが大くん!」
大地くんが手を挙げて「ことり部費持ってる?」と行動を起こす
「別に、私一人で行ってくるからいいわよ」
二階から真姫ちゃんが大地くんを呼び止める
「あ?だけどさ」
「あなたが行ったところでスーパーの場所わからないでしょ?」
「んだっ
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