第22話 いざ!合宿へ! 1日目
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せ」
「まさかよ...この周りの女の子達も笹倉の知り合いかぁ〜?」
照澤は穂乃果を舐めるように見る
穂乃果はビクッとして一歩下がる
「そんなこと聞いてどうすんだ?また邪魔でもする気か?」
俺の問に西井は「はははっ」と笑って手を離す
「まさか〜。何言ってんだよ、俺らと笹倉の仲じゃねぇか....過去のことは水に流して忘れようや....」
嘘だ.....信用できるわけない。
今まで俺に何をしてきたのか忘れたわけではないくせに
「俺の友達に手を出したら許さねぇぞ」
「はははははひひひっ!!」
照澤は不気味な笑いで俺に近寄る
「笹倉が『友達』だぁ??ひひひっ、笑わせてくれるねぇ〜。クラスに話せる人がいなかった笹倉に『友達』なんて似合わねぇよ。ありえねぇよ.....どうせこの女たちも思ってるさ!『笹倉は友達じゃない』ってよぉ!ひひひっ!」
「照澤落ち着け、今は笹倉に構ってる場合じゃねぇだろ?いいから行くぞ」
西井になだめられ、照澤は真顔の表情に戻る
そして2人は俺の横を通って視界から消える
「笹倉ぁ、今度あったら.....覚悟しておけよ」
捨てゼリフを残して2人は去っていった
俺の足元に水滴が落ちていた
それは運動したときにかく汗ではなく....冷や汗だった
まずい事になった。西井と照澤にμ‘sの顔がバレてしまった.......
どうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう!
「大くん?大丈夫?」
穂乃果に声をかけられ我に返る
「....え?あ、あぁ....すまん、大丈夫だ」
「大地くん、今のは知り合い?」
「絵里さん.......知り合いというか.....できれば一生会いたくなかった人達.....かな」
「そう、なにか訳ありみたいのようね」
絵里さんは深追いすることなく「さぁ、気を取り直して行くわよ」と歩き始めた
...だけど....俺は不安で仕方がなかった
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「「「「「「「「「おお〜〜〜〜〜〜っ!!!」」」」」」」」」
真姫の別荘に到着して歓喜する
別荘.....自宅よりでかいぞ.....あの家何個分だ?
「すごいよ真姫ちゃ〜ん」
「さすがお金持ちにゃ〜」
「そう?普通でしょ?」
真姫たちは中へぞろぞろと入っていく
「ぐぬぬぬぬぬ.......」
にこは1人だけ歯を食いしばって唸っている
「ほら行くよ〜にこにーさんや」
俺は彼女を放置して中へお邪魔する
各自はそれぞれ別荘の中を見て回り、
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