第22話 いざ!合宿へ! 1日目
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.......」
...........え?
今........なんて言った?
大くんって俺だよな?それってつまり.....そういうことだよな?
いやいやいやいやいや!無い無い!絶対ない!
ありえないって...しかも寝言だろ?ありえないって!!
なに寝言で緊張してんだよ俺は....
鼓動の早い胸を抑えながら再び揺する
「穂乃果!起きろ〜!」
「........うん?....あれ?...大くんだ.....どうしたの?」
「やっと起きた、みんな風呂に行ったぞ?お前も早く入ってこい」
「ん〜.....おんぶ...」
「はぁ?何寝ぼけてるんだよ。ほら早く」
「....おんぶしてくれなきゃやだ」
なんだーーーーーー!!!!どうしたんだ!!
穂乃果がめちゃくちゃ甘えん坊になってるんだけど!!!
寝起きだから!?寝起きだからか!?
思わずクラッっときたじゃねぇか
しかし、このままでは埒があかないので仕方なくおぶってやることにした
「ほら、早く乗れ。着替えとかは?」
「ありがと大くん.....着替えは.....バックの中〜」
まだ意識がはっきりしていないためのんびり口調の穂乃果
「これか?まったく...世話のかかるやつだな....」
穂乃果を背負いながら片手に穂乃果の着替えの入った袋を持って風呂場へ向かう
穂乃果も女の子なんだな〜と感じた
密着しているため穂乃果から甘い香りや背中にあたる柔らかい感触
理性を維持しながら穂乃果を落とさないようにゆっくりゆっくり歩く
「大くん........懐かしいね....」
「え?なにが?」
「ちっちゃい時も....こうやって穂乃果をおぶってくれたんだよ?穂乃果が遊び疲れて公園で寝ちゃった時も、大くんが......」
........穂乃果はまだ寝ぼけているのか?
ちっちゃい時って....いつのことだよ
俺とお前はこの春に音乃木坂で出会ったんだろ?
キリキリ......
なんだろう.....何か.....ひっかかる。
「穂乃果はね〜......そんな優しい大くんが大好きなんだよ〜」
俺はきっと顔を真っ赤にしているに違いない
そんなこと言われると....照れるよ
そうこうしているうちに脱衣所前に着いた
「ほら着いたぞ、この先俺は行けないのから1人で行ってこい」
「ん〜....大くんありがとね」
ふらふらと脱衣所の中へ入る
ほんとに世話のかかるやつだな
さて....リビングに.....ん?
ふと、視界に入ったのは『女湯』と書かれたのれん
その隣には『男湯』と書かれたのれん
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