Another story
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......私の....やりたいこと
『えりちが頑張るのはいつも誰かのためばっかりで、だからいつも何かを我慢しているようで、全然自分の事は考えてなくて!』
いつもは何を考えているのかわからない希にはっきりと、言われた
やめて.....もうやめて
『えりちの.....えりちの本当にやりたいことは?』
これ以上はやめて!私のやりたいことはμ‘sに入ることよ!
でもダメなの!私にμ'sに入る資格なんてないの!
私が我慢して生徒会で今まで通り活動していけばいいの!!
そうよ、私は不器用よ!自分のやりたいことを後回しにして損するようなそんな人間よ!
でも私はそれで今までやってきた!今もこれから先ずっと!
心がもう限界だった
生徒会長としての責任、やりたいことを押しつぶしていく虚しさ、そして.......自己嫌悪
そして......
「あれ?絵里先輩なにしてるんすか?」
あなたが.....私を救ってくれたのよ?
頭の中がぐちゃぐちゃで支離滅裂になりかけた私を救ってくれたのよ?
あなたはそんなに重いことになってるなんて思わなかったでしょ?
ふふっ........
なにが『絵里に笑って欲しいんですよ』よ....
いっちょ前に呼び捨てにしちゃって.....
『もういいんですよ、少しぐらい肩の力を抜いて生きてみたっていいんですよ。』
私は背負っていた全ての重荷がなくなったような気がしたの
たったその一言で今までのぐちゃぐちゃが整理されて....
まるで、何事もなかったかのように
そして私を抱きしめてくれた
久しぶりだった。人の肌を...人の温もりを感じたのは
そして大地くんはこう言ったよね
その一言は私にとって一生忘れられない一言になったのよ?
『やってみればいいんだよ。特に理由なんて必要ない。やりたいからやってみる。........本当にやりたいことってのは....そんな感じで始まるんじゃねぇの?』
ねぇ大地くん
あなたにとって今の私はどんな風に見えるかしら?
最初の頃の私とはかなり違って見える?
それとも......まだそのままかしら?
私を助けてくれた大地くん....大地くん....
知りたいな......今度機会あったら教えてね?
もし、あなたが教えてくれたら
その時は......私にとってあなたがどんな風に見えるか教えてあげる
私を救ってくれてありがとう....
μ'sの魅力を教えてくれてありがとう......
これからもよろしくね
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