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μ's+αの叶える物語〜どんなときもずっと〜
Another story
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した
屋上で声をかけて警告をしたこともあった
新歓の後に行われたライブに見に行った

相手をよく知らないのに否定するのはよくないから
結果はご覧の通り
最初は誰もいなかったのものの、1人2人と1年生はやってきた。だけども講堂いっぱいに人が集まることはなかった。
あなた達の無力さはこれでわかったでしょう?
何もできないって身を持って知れたでしょう?
もうアイドルなんてお遊びはやめて欲しいわ


『やりたいからです!』

『このまま誰も見向きもしてくれないかもしれない....応援なんて全然もらえないかもしれない。でも一生懸命頑張ってこの想いを届けたい!今私たちがここにいるこの想いを!!!』

『ここを満員にしてみせます!!!』




どうしてそんなに頑張るの!?どうして!?辛かったでしょ!
誰も人が来なくて悲しかったでしょ!辞めたいって思ったでしょ!
なんで!?なにがあなた達を突き動かすの!?


『やりたいからです!』


やりたいからってそんな理由で.......続けるの?





「あなたはここで何をしているの?」

『何をって......決まってるじゃないですか』



『俺がしたいことをしてるだけですよ』




大地くんも彼女達と同じ理由だった。




私はそんな彼を無視して講堂を出る
ドアのそばに希は寄りかかってにこりと私に微笑んだ

『ふふっ、完敗からのスタートか.....これからどうなるんやろね』

こんな状況なのに希は楽しそうにくすくす笑いながら去っていった
私には希は何を考えているのかわからなくなってしまった
助けてくれるわけでもなく、かといって他の誰かに協力するでもない彼女は.......?











μ‘sに新たに4人メンバーが加わった
1年生の小泉花陽、星空凛、西木野真姫
3年生の矢澤にこ

彼女達のファーストライブの動画をネットにアップした時の結果は予想外だった。コメントには暖かい声援がほとんどだった

『初めて見ました!初心者って割にはとても魅力的なダンスでした』

『これから成長することに期待!( o≧д≦)oガンバレー!!』

『歌声が綺麗!』


人々は彼女達に惹きつけられていた
そして、7人になって初めてのPV

『これからのSomeday』


『7人に増えたんですね!』

『かっこよかったです!みんな楽しそうだ!』

『o(≧∇≦)oフレー!!フレー!!』


人数が増えても人気は上昇し続ける
これはいよいよおかしい.....




大地くんが希の代わりに仕事を手伝ってくれた日があった
あの時
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