第8話
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のかよ。」
「いわゆる『手配魔獣』ね。ギルドの遊撃士が退治する事が多いそうだけど………」
「……………」
『支援要請』の一つ、ジオフロントA区画の『手配魔獣』の退治の要請を見たランディとエリィが真剣な表情で呟く一方、ロイドは考え込み、そしてエリィ達にある提案をした。
「………なあ、みんな。この『手配魔獣』、俺達で何とかしてみないか?」
「それって………」
「一昨日のリベンジってやつか?」
「ああ、あの時はルファ姉達に手伝ってもらったけど………前もって備えていれば俺達だけでも何とか撃退できたと思うんだ。せっかくの仕事初日なんだし、景気付けにもなるんじゃないか?」
「うーん、確かに………」
「めんどくさいですけど、一理ありますね。」
「いいんじゃね?借りを返すって意味でもな。」
「そうね。いつも私達に頼っていたら、その分貴方達の成長は遅くなるわ。」
ロイドの提案を聞いたエリィ達はそれぞれ賛成の様子で頷いた。
「そんじゃ、準備が出来しだい、駅前の入口に行ってみようぜ。」
「ああ!」
そしてランディの提案にロイドは力強く頷いた。その後ルファディエルは一端ロイドの身体に戻り、ロイド達は他の『支援要請』を片付け、さらに装備や新しいクオーツを整えた後『手配魔獣』を退治する為に再びジオフロントA区画に向かい、『手配魔獣』を捜し始めた…………
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